エピソードについて
高品質の生鮮食品は日々の生活に欠かせませんが、多くの場合、入手が困難で、購入するには価格が高すぎ、環境への負荷が大きいものです。 私たちの消費のために農作物は世界中に輸送されており、こうした長距離移動は、二酸化炭素の過剰な排出の懸念をさらに増大させます。Rise Gardens は、Amazon Web Services (AWS) を基盤とするグリーンテクノロジーのスタートアップであり、ユーザーが自宅で生鮮食品を直接栽培できるようにすることで、この問題に対処しています。Fix This チームは、Rise Gardens の最高技術責任者である Dan Kuhn 氏に、屋内水耕栽培とモバイルアプリを強化するために Amazon Alexa とモノのインターネット (IoT) をどのように利用しているのかを伺いました。モバイルアプリは、植物に水やりをするタイミングや収穫すべきタイミングをユーザーに通知してくれるため、水の使用量が減ります。また、水耕栽培により、ユーザーは気候や地域の制限を受けることなく、作物を栽培できます。
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ゲストスピーカー
Dan Kuhn 氏
Kuhn 氏は、消費者向け屋内水耕栽培ガーデンのメーカーである Rise Gardens の最高技術責任者です。同氏は根っからの作り手であり、テクノロジーソリューションを開発し、チームを作り、会社を成長させ、自分の手で物を作り上げています。
エンジニアとしてキャリアをスタートした同氏は、新しいタービンエンジンテクノロジーを設計して、特許を取得し、テストしました。このテクノロジーは、現在民間のリージョナルジェットで運用されています。その後はサバティカルを取り、アフリカで井戸を建設するコミュニティと協力するために平和部隊に参加しました。
帰国後はソフトウェアテクノロジーの分野にシフトし、まず American Express でオンラインカードインターネットプラットフォームを構築する仕事に取り組みました。それから Click Commerce のテクノロジーチームを率いて、同社がスタートアップから上場企業になるための移行をサポートする役割を果たしました。スタートアップの魅力に取りつかれた同氏は Aginity の共同創業者となり、Fortune 500 企業の大規模分析管理のアイデアに革命をもたらしました。
Rise Gardens では、ソフトウェアテクノロジーチームだけでなく、エレクトロニクス、機械エンジニアリング、分析機能も管理しており、自分の仕事を楽しんでいます。
ハイライト
01:56 - Rise Gardens の紹介
03:11 - 屋内水耕栽培プランターについて
06:49 - データを利用して栽培エクスペリエンスを向上する
07:36 - Rise Gardens が AWS と IoT デバイスを使用してサービスを強化する方法
10:38 - 個人レベルでの持続可能性の重要性を理解する
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