A Mature Approach to Diversity, Equity, and Inclusion Delivers Real Results
職場における DEI プログラム
ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン (DEI) プログラムに投資している組織は、競争力の強化、俊敏性の向上やイノベーションの促進、ブランド認知度の向上など、好ましいビジネス上の成果を実現しています。このデータは Amazon Web Services の委託を受け、 TechTarget の Enterprise Strategy Group (ESG) が新たに発表した調査結果によるものです。調査では、好ましい影響の大小がこれらの DEI プログラムの成熟度によって決まり、最も成熟したプログラムを備える組織が最大の ROI を実現していることが明らかになりました。
DEI の成熟度
ESG は、世界の 2,000 名のビジネスストラテジストを対象として、企業の DE&I への取り組みレベルについて調査し、その取り組みの結果として組織が得たメリットについて参加者に質問しました。
参加者の回答に基づいて、ESG は組織を成熟度別に 4 つのグループに分類しました。成熟度は、最も成熟度の低いものから順に、Nascent (新生)、Emerging (新興)、Evolving (進化中)、および Leading (先駆的) の 4 つとしました。
この調査では、先駆的な組織の回答者の大多数が、自社の DEI の取り組みにより、ビジネスの競争力が高まり、俊敏性、イノベーション、ブランド認知度が向上し、良好な ROI の実現が促進されたと報告しています。DEI プログラムが成熟するほど、組織が好ましいビジネス成果を報告する可能性は高まります。
この調査は、DEI に関する取り組みの直接的な成果以外に、DEI プログラムの成熟度と、他の好ましいビジネス成果との間に強い相関関係があることを示しています。例えば、新生の組織と比較して、先駆的な組織の回答者は次のとおりでした。
会計四半期ベースで、市場投入において業界の競合他社をリードしていると報告する可能性が 2 倍
平均市場シェアの成長を報告する可能性が高い
会計年度の収益予想を 10% 上回ると報告する可能性がほぼ 3 倍
DEI 調査の主なポイント:
成熟した DEI プログラムを備えている組織は、次のような取り組みに直接的および間接的に関連して好ましいビジネス成果を実現しています。
俊敏性の向上とイノベーションの促進
ブランド認知度の向上
競合他社に比べて市場投入までの時間が 4 か月早い、など
組織の DEI プログラムが成熟すればするほど、組織の ROI が向上する可能性は高まります。 DEI の取り組みを始めたばかりの企業が成功を報告することはありますが、DEI の中でも先駆的な組織は、新生、新興、または進化中と考えられる組織よりも多くのビジネス成果を達成しています。
AWS のインクルージョン、ダイバーシティ、エクイティ
この記事とレポートでは、広く使用されている「DEI」という言葉でこれらの組織のプログラムに言及していますが、AWS はインクルージョンを先頭に持ってきて、その独自の取り組みをインクルージョン、ダイバーシティ、エクイティ (IDE) プログラムと呼んでいます。なぜなら、ダイバーシティは私たちが住んでいる世界の反映である一方で、インクルージョンは、AWS ビルダーのそれぞれが、見てもらい、評価され、聞いてもらえるようにする強力な力であるためです。
AWS も、より包括的で多様性があり、公平な世界を生み出す取り組みの途上にあります。ビジネスアクセラレーターとしてダイバーシティやインクルージョンに投資して、私たちとともに歩みましょう。
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