AWS Nyantech はにゃんで生まれたの?
Author : 雪本 祐子
こんにちは。AWS Loft マーケティングの雪本です。普段は、AWS Loft Tokyo で行われるテクニカルセミナーやイベントの企画、コ・ワーキングの運営などを担当させていただいています。この度、栄えある第一回目のウェブマガジン記事を投稿させていただくことになりましたので、【ねこ x Tech】AWS Nyantech ~Deploy Cat Friendly World~についてお話させていただきます !
その前に・・・
みなさん AWS Loft Tokyo はご存じでしょうか? 2018 年 10 月に東京の目黒にオープンした、スタートアップとデベロッパーのための施設です。有効な AWS アカウント ID をお持ちのスタートアップ企業に所属している方々、企業内外でデベロッパーをされている方向けのコ・ワーキングスペースです。2019 年 10 月 1 日でちょうど 1 年が経過し、延べ来場者数は既に数万人を超え、多くの方々に日々ご利用頂いています。いつもご利用ありがとうございます。2020 年 1 月の新年度より、AWS Loft Tokyo は皆様の入館時の利便性を向上させるべく、AWS Loft App のサービスを開始しました。AWS Loft Tokyo の利用を予定されている方は、awsloft.tokyo にアクセスいただき、AWS Loft 来場前に事前登録をお済ませくださいね😺
さて、本日は AWS Nyantech のご紹介をさせていただきます。AWS Nyantech とは、2020(にゃおにゃお)年の猫年に合わせて、AWS Loft で【ねこ x Tech】をテーマとしたセミナー (Nyantech) やハンズオン (Nyands-on)、アイデアソン (Nyaideathon) などを企画しています。Nyantech からでたアイデアがサービス化・プロダクト化できたならば、AWS Loft のテーマである、「挑戦をカタチにする」を、ひとつ実現できるのではないでしょうか🐈
今回、Loftで【ねこ x Tech】をテーマとしたイベントを開催する運びになった背景は単純におねこさまの健康を把握し、元気に長生きをして欲しい。おねこさまへの愛と AWS とテクノロジーを組み合わせることで、世の中のおねこさま達をもっと幸せにできるのではないかと日々考えていたなかで、社内のねこメンバーとの雑談から生まれることになりました。AWS Summit*¹ の話をしていて、「Nyammit はできないものかしら?」という一言がふと口をついて出、それ以来おねこさまに関すること何かできないかなと真剣に考えはじめたきっかけでした。
私自身、おねこさまと暮らしており、日々下僕の毎日を送っているわけですが、例えば、冬の寒い中ベッドを占領され隅っこで寝ていたり、夏には日の出と共に (本当に 4 時半の日の出に起こされますw) 起こされ、おねこさまの朝ごはんを催促されたり。起きないともれなく猫パンチが飛んできます。頭に飛びつかれたりもします。
普段はとてもお利口ですが朝ごはんの時間はかなり野生になるおねこさま。そういったことが苦ではなく笑いに変えてくれる面白さをもっているのが、おねこさまの魅力なんですよね。
日々おねこさまに仕えているのが当たり前になり早 3 年弱。そんなある日、こんな記事を目にしました。夜中にキャットドアから獲物を咥えたおねこさまが枕元に獲物を置いてくることで、毎朝起きることが怖くなり、安眠を守るためにはどうしたらいいのかと悩んだ一人のおねこさまの下僕がいました。彼は AWS DeepLens と Amazon SageMaker を活用し、おねこさまがネズミを捕まえてきたときは、キャットドアの外に設置した AWS DeepLens が検知しドアを開けない。この一連のテクノロジーの開発が AWS とテクノジーの組み合わせで成り立っていると・・・
ちなみにこちらの開発者にコンタクトしていたのですが、ちょうど Nyantech の日はスケジュールが合わず来日がかないませんでした (笑)
そこで改めて気づいたわけです。「これいけるんじゃにゃいか?」と。
AWS ってサービスを組み合わせて (Build) 欲しいサービスを開発できるよねと。あれ、私 AWS Japan で働いていたなと。Loft 担当だったなと (笑) Loft って「挑戦(アイデア)をカタチにする」をテーマにしていたよね?と繋がるわけです。
改めて気づいてからは早かった気がします。Loft のコアメンバーの定例ミーティングで、「ねこをテーマにしたテックイベントをしたい!ねこと IoT・ML・AI サービスなんかはすごく相性がよくて、実際に A や B や C みたいなプロダクトがすでに出ている。そこに焦点を当てたい。」と。おそらくメンバーは、「また始まったネコトーク」って思ったかもしれませんが、アマゾンの OLP*² の 1 項目である、「Have Backbone; Disagree and Commit*³」精神で逆にこんなスタートアップ企業があると教えてもらいました。それが 2 月 5 日の Nyantech にご登壇いただく RABO 様と Nyans 様でした。特に RABO 様の CatlogⓇ は Makuake でクラウドファンディングされたときから注目していたので、アーキテクトが AWS ということを知った時は本当にうれしかったです😺
そして、1 月 9 日にイベントページのオープンです。想定では 2 週間くらいで埋まるかなと予想していたのですが、オープンしてみると、あれよあれよと 2 日経たずに定員に・・・にゃんとおねこさまの下僕の多いこと(笑)
これはコンテンツにプレッシャーがかかったぞと正直焦りを感じましたが、2 月の Nyantech はスタート地点です。ここからどれだけテクノロジーと皆様の技術や知識、アイデアを駆使してどんな新しいサービスやプロダクトが生まれるか、これが一つのきっかけになったらいいなと考えております。
Deploy Cat Friendly World! 当日はみなさん、#AWSNyantech と #AWSLoft で情報を発信してイベントを盛り上げましょう!
CODE HAPPY!
Nyantech を試せるハンズオン記事をご紹介
*¹ 世界中をサーキットし、毎年東京では 5~6 月に行われている AWS を代表する大規模ラーニングカンファレンス。2020 年は 5 月 13~15 日にパシフィコ横浜で開催予定
*² Amazon には世界で共通の「Our Leadership Principles」という 14 項目からなる信条があります。それは、チームを持つマネージャーであるかどうかにかかわらず、Amazon では、全員がリーダーであるという考え方のもとで、社員一人ひとりが、全ての日々の活動において、常にこの「Our Leadership Principles」に従って行動するよう心がけています。
*³ Have Backbone; Disagree and Commit : リーダーは同意できない場合には、敬意をもって異議を唱えなければなりません。たとえそうすることが面倒で労力を要することであっても、例外はありません。リーダーは、信念を持ち、容易にあきらめません。安易に妥協して馴れ合うことはしません。しかし、いざ決定がなされたら、全面的にコミットして取り組みます。
筆者紹介
雪本祐子
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
AWS Loft マーケティングマネージャ
2015 年 アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 (当時 アマゾン データ サービス ジャパン株式会社) 入社。入社後 3 年半はイベントマーケティングとして、AWS Summit や AWS re:Invent ジャパンツアーなどを担当。成長速度とやることが比例してマルチタスキング能力が磨き上げられた時期を経て、2018 年 10 月より、現職。ねこ愛が半端なく挨拶は、こんにちはではなく、「しらす!」(愛猫の名前)
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