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Redshiftアップデート:COPYやUNLOADでIAMロールを指定可能に

Amazon Redshiftにデータを読み込む際(COPY)やエクスポートする際(UNLOAD)、その読み書き先(S3)に対してのアクセスを実現するため、これまではCOPYやUNLOADコマンドの引数にIAMのキー情報(アクセスクリデンシャル)を付与する必要がありました。

これが拡張され、Redshiftクラスターに対してIAMロールを付与して、その付与したロールでCOPY、UNLOADができるようになりました。以下がリリースノートの翻訳です。


1つ、もしくは複数のAWS Identity and Access Management (IAM)ロールをRedshiftクラスターにアサインし、データロードやエクスポート時に使用することが可能になりました。Redshiftクラスターはデータロード時(COPYコマンド)やエクスポート時(UNLOADコマンド)に指定されたIAMロールを使用し、結果としてRedshiftから各種AWSサービス(S3等)への操作時に確実にクリデンシャルを利用することになります。IAMロールを使うことで、SQLにAWSアクセスクリデンシャルを埋め込む必要がなくなり、クラスターのセキュリティを向上し、データのロードやエクスポートをシンプルにします。

Redshiftクラスターは長い時間の(COPYやLOAD)オペレーション時には、定期的にIAMロールを再アシューム(Re-assume)します。つまり、暗号化キーを使ったCOPY、UNLOADする場合においてもコマンドは変更されていません。


 

リリースノート(原文):https://thinkwithwp.com/about-aws/whats-new/2016/03/amazon-redshift-now-supports-using-iam-roles-with-copy-and-unload-commands/

翻訳:下佐粉 昭(@simosako