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日本語版のホワイトペーパー公開: PCI DSS スコーピングおよび AWS 上でのセグメンテーションのためのアーキテクチャの設計
AWS は、AWS クラウドで実行する Payment Card Industry (PCI) Data Security Standard (DSS) のワークロードの適用範囲を適切に定義するためのガイドとして、PCI DSS スコーピングおよび AWS 上でのセグメンテーションのためのアーキテクチャの設計の日本語版のホワイトペーパーを公開しました。このホワイトペーパーは、クラウドネイティブの AWS サービスを利用するスコープ内のリソースとスコープ外のリソース間のセグメンテーションの境界を定義する方法について説明しています。
このホワイトペーパーの対象読者は技術者とソリューション開発者ですが、認定審査機関 (Qualified Security Assessors、QSA) および認定内部監査人(Internal Security Assessors、ISA) が AWS の製品とサービスで使用できる様々なセグメンテーション制御およびそれに関連するスコープ設定の考慮事項に関する理解を深めるガイドとしても利用できます。
AWS のソフトウェアで定義されたネットワークでは、ネットワークのセグメンテーションを超えた追加のセグメンテーション制御が可能なので、アプリケーションのスコープ設定プロセスがオンプレミス環境の場合と異なります。アプリケーションの設計およびセキュリティに影響するサービスの選択を慎重に考慮して必要な制御を実装すれば、カード会員データ環境 (Cardholder Data Environment、CDE) のシステム数とサービス数を減らせます。
このホワイトペーパーは PCI 協議会の Information Supplement: Guidance for PCI DSS Scoping and Network Segmentation に基づいています。