Amazon Web Services ブログ

Category: Amazon OpenSearch Service

Zstandard 圧縮による Amazon OpenSearch Service のストレージコスト最適化

Amazon OpenSearch Service は、AWS Cloud 上で OpenSearch クラスターを大規模にセキュアに展開、運用するのを簡単にするマネージドサービスです。OpenSearch Service ドメインでは、データはインデックスの形式で管理されます。使用パターンに基づいて、OpenSearch クラスターには 1 つ以上のインデックスがあり、そのシャードはクラスター内のデータノードに分散されています。各データノードには固定のディスクサイズがあり、ディスク使用量はノードに格納されているインデックスシャードの数に依存します。各インデックスシャードは、ドキュメント数に応じて異なるサイズを占める可能性があります。ドキュメント数に加えて、インデックスシャードのサイズを決定する重要な要因の 1 つは、インデックスに使用される圧縮アルゴリズムです。

Amazon Bedrock Agents と Amazon CloudWatch Logs を使用した、生成 AI によるクラウド運用ワークフローの実現

このブログ記事では、AWS のクラウド運用シナリオにおいて、アプリケーションログファイルで観察されたエラーに基づいて問題を分類し、その後解決するために、Amazon Bedrock エージェントと Bedrock の FM を使用した 生成 AI の使用例を紹介します。
我々のソリューションでは、Amazon Bedrock エージェントは基盤モデル (FM) の推論の性能を使用して、CloudWatch Logs に公開されたアプリケーションログについてのエラー解決を要求するユーザー指示を複数のステップに分解します。開発者/アナリストが提供した自然言語の指示を使用してオーケストレーション計画を作成し、その後、関連する API を呼び出し、Amazon Bedrock Knowledge Base にアクセスすることで計画を実行します。これには、大規模言語モデル (LLM) によって生成された応答を補強するために、ベクトルデータストア (Amazon OpenSearch Serverless) から情報を引き出す処理が含まれます。

Amazon OpenSearch Service: Managed and community driven

OpenSearch Foundation 創設の一環として、AWS は OpenSearch の所有権を Linux Foundation に移管しました。 2021 年 4 月のプロジェクトの立ち上げ時、OpenSearch の紹介にあたり、私たちは「ユーザーが安全で高品質な、完全にオープンソースの検索および分析スイートを、新しい革新的な機能の豊富なロードマップとともに継続して利用できることを確実にする」という希望について話しました。私たちはその願いとコミットメントを維持しており、今回の移管によりそのコミットメントを深め、オープンなガバナンスを備えたより広範なコミュニティを取り込んで、その目標を支援します。

AWS Welcomes the OpenSearch Software Foundation

ポピュラーなオープンソース、Apache 2.0 ライセンスの検索・分析スイートである OpenSearch が、重要な節目を迎えました。OpenSearch を Linux Foundation 傘下のコミュニティ主導イニシアチブである OpenSearch Software Foundation に移管したのです。この発表は、今年初めに共有されたプロジェクトのリーダーシップ拡大に続くもので、プロジェクトの将来を導く決定に AWS 外の利害関係者を含めることになりました。

OpenSearchがリーダーシップの範囲を AWS 外へ拡大

OpenSearch プロジェクトは 2023 年 12 月に初の OpenSearch リーダーシップ委員会を立ち上げ、新たなマイルストーンを達成しました。この委員会は、オープンソースプロジェクトの方向性を決定する公開された可視的かつアクセス可能なプロセスに、幅広いユーザー、貢献者、コミッターのコミュニティを含めるオープンガバナンスに向けた新たな一歩です。オープンガバナンスは、リーダーシップへの明確に定義された道筋を作り出し、誰もが参加してプロジェクトにアイデアと変更をもたらすことができるようにします。プロジェクトの参加者が広範囲かつ多様であるほど、イノベーションは加速し、より安全で回復力が高くなり、特定の個人や組織への依存度が低くなるため、より持続可能になります。