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週刊AWS – 2024/1/22週
みなさん、こんにちは。ソリューションアーキテクトの根本です。
今週も週刊AWSをお届けします。
早いもので1月も残り数日になりましたがいかがお過ごしでしょうか?
前回もご紹介したAWS re:Invent Recap インダストリー編(業界ごと)がいよいよ明日から始まります。申込まだの方がいらっしゃればお忘れ無く。
– AWS re:Invent Recap – インダストリー編 2024 年 1 月 30 日(火)〜 2 月 1 日(木)
– AWS re:Invent Recap – ソリューション編 2024 年 2 月 6 日(火)〜 9 日(金)
それでは、先週の主なアップデートについて振り返っていきましょう。
2024年1月22日週の主要なアップデート
- 1/22(月)
- Amazon ECS Service Connect introduces support for automatic traffic encryption with TLS Certificates
Amazon ECS Service Connectでサービス間通信の暗号化(TLS)がサポートされました。この機能はAWS Private Certificate AuthorityとECSが連携して証明書の発行や配布が、AWS Secrets Managerにより証明書のローテーションが自動化されています。詳細についてはドキュメントもご確認ください。
- Amazon RDS Custom for SQL Server supports SQL Server 2022
Amazon RDS Custom for SQL ServerがMicrosoft SQL Server 2022 CU9をサポートしました。SQL Server 2022 CU9についてはMicrosoftのリリースノートを、RDS CustomでSQL Server 2022を利用する方法はこちらのブログもご確認ください。
- AWS Step Functions adds integration for 33 services including Amazon Q
AWS Step FunctionsがAmazon Q, Amazon CloudFront KeyValueStoreなど新たに33のサービスをサポートをしました。同時に、すでにサポートするサービスのAPIも新たに1500以上が対応されています。今回の追加はAWS Step Functions が利用できるすべてのリージョンで利用可能ですが、呼び出されるサービスと API アクションは、対象サービスの提供リージョンに準じるのでこちらでご確認ください。
- Amazon ECS Service Connect introduces support for automatic traffic encryption with TLS Certificates
- 1/23(火)
- Amazon EC2 M7a, R7a instances now available in Asia Pacific (Tokyo) region
Amazon EC2 M7a インスタンスと R7a インスタンスが東京リージョンで利用可能になりました。M7aとR7a インスタンスは第四世代AMD EPYC プロセッサ(Genoa)を搭載し、前世代のM6a インスタンス, R6a インスタンスと比較して最大50%高いパフォーマンスを実現します。
- Amazon EKS and Amazon EKS Distro now support Kubernetes version 1.29
Amazon EKS と Amazon EKS DistroでKubernetes 1.29がサポートされました。Kubernetes v1.29 の主な変更点の詳細については、ブログとKubernetesのリリースノートを参照してください。
- Amazon Inspector now supports CIS Benchmark assessments for operating systems in EC2 instances
Amazon InspectorがEC2のオペレーティングシステムに対するCISベンチマークの評価に対応しました。前世代のInspector ClassicではCISペンチーマークの評価に対応していましたが、現行世代では対応予定のアナウンスのみでした。今回のアップデートによりCISベンチマークのためにClassicをご利用いただいていたお客様も現行で評価いただくことが可能になります。詳細はドキュメントをご確認ください。
- Amazon EC2 M7a, R7a instances now available in Asia Pacific (Tokyo) region
- 1/24(水)
- AWS Billing Conductor releases account-scoped custom line items
AWS Billing Conductorで請求グループ内の任意のアカウントにカスタム明細項目を適用できるようになりました。カスタム明細項目はAWS Supportなどの料金やクレジットの割り振りを細かく設定できる機能で、これまでは請求グループ毎に適用することができました。この機能は北京、寧夏を除くAWSの全てのパブリックリージョンでご利用可能です。
- AWS Billing Conductor releases account-scoped custom line items
- 1/25(木)
- Provisioned capacity for API limits now available in Amazon Cognito
Amazon Cognitoが、より高いリクエスト制限を必要とするお客様向けに、プロビジョニング済みキャパシティーをサポートするようになりました。ユーザー認証、ユーザー作成などの9つのAPIカテゴリでリクエスト可能です。具体的なAPIに関してはドキュメントをご確認ください。プロビジョニング済みキャパシティーは希望する1秒あたりのリクエスト数(RPS)の増分と期間 に基づいて課金されます。
- Amazon IVS announces audio-only pricing for Low-Latency Streaming
Amazon Interactive Video Service (Amazon IVS)に 音声コンテンツのみ の配信料金が設定されました。これまで、音声コンテンツのみ の配信はアドバンスド HD、アドバンスド SDでサポートされていましたが、料金はアドバンスド SDのレートが適用されていました。今回 音声コンテンツのみ の利用料金が設定され、アドバンスド HDの10分の1の価格で配信が可能になります。同時に 音声コンテンツのみ のサポートがベーシックチャンネルとスタンダードチャンネルに拡張されました。詳細についてはIVSの料金ページをご確認ください。(1/28 – 執筆時点では英語ページのみ反映されています。ご注意ください)
- Provisioned capacity for API limits now available in Amazon Cognito
- 1/26(金)
- SageMaker Automatic Model Tuning now supports Delete API
Amazon SageMaker 自動モデルチューニングでプログラム経由でチューニングジョブを削除するための DeleteHyperParameterTuningJob API が提供されました。これにより一覧表示や履歴管理の効率化や、ジョブ名の再利用が可能になります。このAPIはAmazon SageMaker 自動モデルチューニング が利用可能な全てのリージョンで利用可能です。詳細はドキュメントもご確認ください。
- SageMaker Automatic Model Tuning now supports Delete API
オンラインカンファレンスのAWS Innovate – AI/ML and Data Edition が2/22(木)に開催されます。「生成AI 」「AI/MLプラットフォーム」「ビジネスユースケース」のトラック、16のセッションに加え、いつでも利用可能なオンデマンド形式のハンズオン提供されます。ぜひご登録ください!
それでは、また来週!
ソリューションアーキテクト 根本 裕規 (twitter – @rr250r_smr)