AWS Week in Review – 2022 年 3 月 14 日

AWS Week in Review はシリーズとして、毎週 AWS からの興味深いニュースやお知らせをダイジェストでお伝えします!

2022 年 3 月 14 日 AWS Week in Review の投稿をご覧いただきありがとうございます。そして、円周率の日をともにお祝いしましょう! Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) の 16 周年を記念して行われる円周率の日のお祝いのライブストリーミングをぜひご覧ください。私は、共同主催者とともに、イベントを心から楽しみました。この投稿の最後では、その日に発表された興味深い事実とお楽しみを記載しています。

まず、私の目に留まった先週のニュースとリリースについて詳しく見ていきましょう。

2022 年 3 月 7 日週のリリース:
新しい X2idn および X2iedn EC2 インスタンスタイプ – メモリを大量に消費するワークロードがあり、高いネットワーク帯域幅を必要とするお客様は、新たに発表された X2idn および X2iedn インスタンスタイプを魅力的に感じるかもしれません。これらは AWS Nitro システム上に構築されています。第 3 世代のインテル Xeon スケーラブル (Ice Lake) プロセッサを搭載したこれらのインスタンスタイプは、同等の X1 インスタンスと比較して、コンピューティングについて最大 50% 優れたコストパフォーマンスと、最大 45% 高い SAP Application Performance Standard (SAPS) パフォーマンスを提供します。これらのインスタンスタイプ名のサフィックスからは、プロセッサやその他の情報を知ることができます。この場合、i のサフィックスはインスタンスがインテルプロセッサを使用していることを示し、e はメモリ最適化インスタンスファミリーであることを示し、d はローカル NVMe ベースの SSD がホストサーバーに物理的に接続されていることを示し、n はインスタンスタイプがより高いネットワーク帯域幅 (最大 100 Gbps) をサポートすることを意味します。新しいインスタンスタイプの詳細については、このニュースブログの投稿をご覧ください。

Amazon DynamoDB が 2 つの更新をリリース – まず、デフォルトのサービスクォータの引き上げにより、デフォルトで許可されるテーブルの数が 256 個から 2500 個に増加しました。これは、お客様が多数のテーブルを扱う場合に役立ちます。同時に、同時実行テーブル管理オペレーションの許容数も 50 から 500 に引き上げました。テーブル管理オペレーションとは、テーブルを作成、更新、または削除するオペレーションです。2 つ目の更新は、DynamoDB テーブルデータのクエリ、挿入、更新、削除に使用できる SQL 互換のクエリ言語である PartiQL に関するものです。処理する項目数の上限を指定できるようになりました。これは、特定の数の項目のみを処理する必要があることがわかっている場合に有用で、リクエストのコストと期間を削減するのに役立ちます。

Amazon ECS の API に対してコーディングしている場合は、UpdateService への変更を確認することをお勧めします。この変更により、お客様は、サービスのロードバランサー、サービスレジストリ、タグの伝達、および ECS マネージドタグを更新できるようになりました。これまでは、サービス用のこれらリソースを変更するために、サービスを削除して再作成する必要がありました。今後は、1 回の呼び出しですべてを実行できるようになりました。これにより、手間がかからなくなり、中断が減り、より効率的なエクスペリエンスを実現できます。詳細については、最新情報の投稿をご覧ください。

AWS のお知らせの詳細なリストについては、「AWS の最新情報」ページをご覧ください。

AWS のその他のニュース
時系列データを分析している場合は、予測モデルの構築とデータ内の異常の検出に関するこの新しい書籍をぜひお読みください。この書籍の著者は、AWS の AI/ML スペシャリストソリューションアーキテクトである Michael Hoarau です。

3 月 8 日は国際女性デーでした。この日、ニュースブロガーの仲間や出版経験のある Antje Barth を含む数人の女性を特集した投稿を公開しました。AWS の Developer Relations での業務経験について語っていただきました。

AWS の今後のイベント
カレンダーを確認して、以下の AWS イベントにサインアップしましょう。

.NET アプリケーションのモダナイゼーションウェビナー (3 月 24 日 2:00～日本時間) – .NET のモダナイゼーション、その内容、モダナイズが必要な理由について説明します。今すぐサインアップしましょう。このウェビナーでは、AWS Microservice Extractor for .NET に焦点を当てた詳細な説明が行われます。

AWS Summit Brussels の開催日である 3 月 31 日 (GMT) はもうすぐです。こちらからご登録ください。

円周率の日のお楽しみ & 興味深い事実
この投稿が公開される頃には、S3 の 16 周年を祝う円周率の日のライブストリーミングイベントは終わりに近づいていることでしょう。 イベントで発表された興味深い事実とお楽しみをいくつかご紹介します。

• 基調講演では、S3 が現在 200 兆個を超えるオブジェクトを格納しており、1 秒あたり 1 億件を超えるリクエストを処理していることを学びました!
• S3 の Intelligent Tiering により、これまでに 2 億 5,000 万 USD を超えるコストを削減できました。
• S3 が 16 周年を迎えたことをご存知でしたか? これは、ワシントン州で運転免許証を取得できる年齢です。 他にも、16 歳と言えば、宝くじを購入したり、パスポートを取得したり、なんとハンググライダーを操縦したりもできます!
• ライブストリーミングに参加している各ゲストと AWS ニュースブロガーのチームに、お気に入りのパイを推薦してもらいました。結果は、 アップルパイとピーカンパイの引き分けでした!

今週はここまでです。次週の月曜日に再びアクセスして、新たな Week in Review をぜひお読みください!

– Steve

原文はこちらです。