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AWS re:Invent 2022 Cloud Financial Management (クラウド財務管理)に関するご案内

この記事は AWS re:Invent 2022 Cloud Financial Management program preview(記事公開日:2022 年 10 月 12 日)を翻訳したものです。

11回目の開催となるAWS re: Invent 2022 が近づいてまいりました。2012 年に始まった re: Invent は、新しいサービスの発表や、世界中の様々なお客様やパートナーを対象とした幅広いコンテンツやプログラムを提供する場として、1年で最も人気を集めるイベントとなりました。現地ラスベガスにてご参加される場合、セッションと会議の合間の移動時間を含め、計画を立てるのも苦労されると思います。以下は、AWS Cloud Financial Management (CFM, クラウド財務管理) チームとの関わり方を簡単にまとめたものです。

AWS Expo center の AWS Cloud Financial Management キオスクに立ち寄って、チームメンバーとお話しましょう。質問をして頂いたり、皆様のお話をお聞かせ頂けたりすることを楽しみにしています。 AWS CFM のリーダーやエキスパートとのより詳細な議論を希望する場合は、アカウントチームに連絡頂ければ、 re: Invent でカスタマーミーティングをリクエストできます。ミーティングには専任のスピーカーが割り当てられますので、お客様のチームはプライベートな環境で 1 対 1 で会話できます。

今年は、re: Invent(12月1日)でPeer Connectイベントも再開します。また、re: Inventの直後(12月7日:太平洋標準時AM8時00分からPM5時00分)にオンライン版のイベントを行います。サインアップして、これらのイベントをご予約下さい。実施前に順番待ちの登録状況を確認します。

ブレイクアウトセッション、チョークトーク、ビルダーズセッション、またはワークショップに参加したい方は、以下のCloud Financial Management re: Inventセッションのリストをご覧ください。参加希望セッションについては、10月11日から予約できます。

I. ブレイクアウトセッション

ブレイクアウトセッションはAWS の講演者とお客様が特定のユースケースに関する最新情報や経験を共有する1時間の講義形式のプレゼンテーションです。

(COP203) Establishing cost monitoring and guardrails at scale – 大規模なコスト監視とガードレールの確立
AWS の支出を把握しましょう!必要なガードレールを使用してAWS環境をセットアップする方法と、支出を制限内に抑えるためのカスタムモニタリングの設定方法について学習できるセッションです。Mercado Libreとともに、コスト管理とビジネスの成長のバランスをとって20年以上にわたって学んだことを共有します。

(COP205) Simplify your AWS cost estimation -AWS のコスト見積もりをシンプルに

計画はCFM全体において重要です。予想支出をベースライン化する方法と、予測精度を向上させるために内部および外部の要因を考慮する方法をご紹介します。Intuit とともに、クラウドでの移行と開発におけるプランニングの道のりと、ビジネスに合わせてどのようにアプローチを進化させているかを共有します。

(COP207) Moving from paying for what you use to what you need -使った分の支払いから必要な分の支払いへの移行

最適化は一日にして成らず。クラウド利用に慣れ、成熟していくにつれて、さまざまなコスト最適化の機会が出てきます。本セッションではFidelityがステージに上がり、クラウドへの投資を最大限に活用する方法を紹介します。

II. チョークトーク

チョークトークはAWS の講演者と聴衆が特定のトピックについて双方向で議論する 1 時間のインタラクティブなセッションです。

(COP202) Cloud metrics strategy and customizable billing -クラウドメトリクス戦略とカスタマイズ可能な請求 

クラウドメトリクス戦略は、クラウドリソースの利用効率を評価し、求められる説明責任を構築する上で大きな役割を果たします。今年初めにローンチされた AWS Billing Conductor では、請求をカスタマイズし、チャージバックを目的としたプロフォーマレポートを生成できます。

(COP208) Optimize other services -その他のサービスの最適化 

サービスのコストを最適化するさまざまな方法がありますが、それらは通常、標準のコストレポートでは隠されており、「その他のサービス」としてまとめられています。チームが拡大するために必要なサービスやリソースについて学び、コストに対処する方法を見つけてください。

(COP217) Ways to avoid cost surprises -予想外のコストを回避する方法

予想外のクラウドコストにはさまざまな種類や規模があり、それらすべてがユーザーにとって不必要または信頼できない支出というわけではありません。どのような予想外のコストがあるかを理解しておくと役に立ちます。それらを減らしたり回避したりするためのヒントやコツを紹介します。

(COP218) Measuring your cloud unit economics -クラウド経済性の測定

クラウドの単価は、クラウド投資の計画と評価の試金石になっていることは間違いありません。しかし、独自の単価戦略を社内で確立し、適合化するには時間がかかる場合があります。クラウドユニットメトリクスの効果を選択し、評価する方法を学びましょう。

III ワークショップ とビルダーズセッション

ワークショップ (2時間) とビルダーズセッション (1時間) は、特定の問題を深く掘り下げ、AWS ツールがライブデモンストレーションと聴衆の練習によってこれらの問題をどのように解決できるかを学ぶことを目的としています。

(COP307) Track and visualize your AWS cost and usage KPI targets -AWS のコストと使用量の KPI ターゲットを追跡して視覚化する 

クラウドコストの KPI 目標を設定し、つど確認することは、コスト最適化の傾向と機会を特定する上で重要です。是非、独自の KPI ダッシュボードを作成する方法を学んでください。

(COP335) Customize billing and cost reporting with AWS Billing Conductor – AWS Billing Conductor による請求とコスト報告のカスタマイズ 

AWS Billing Conductor では、料金のカスタマイズや、コスト配分の請求およびコストレポートを合理的にカスタマイズできます。このビルダーズセッションに参加して、AWS Billing Conductor を使用して請求と費用の報告をシンプルにする方法を学びましょう。

(COP336) Visualize, understand, and manage your AWS costs -AWS コストを可視化し、理解し、管理する

適切なコスト管理に基づいた実用的なコスト分析により、自信を持って AWS をスケールさせていくことができます。このハンズオンセッションに参加して、コストの透明性を実現し、支出を抑え、ターゲットを設定するために利用できるリソースについて学びましょう。

最後に

re: Inventの予定を立てる際にこのブログがお役に立てば幸いです。re: Inventが近づくにつれ、すべてのCFMアクティビティが含まれるように更新していきますので、お見逃しなく。

翻訳はソリューションアーキテクトの柳が担当しました。原文はこちらです。


Bowen Wang

Bowen Wang
Bowen は AWS Billing and Cost Management サービスの Principal Product Marketing Managerです。彼女は、財務やビジネスのリーダーが、クラウドの価値とクラウドにおける財務管理の最適化方法をより理解頂けるよう活動しています。前職では、スタートアップ企業がビジネスオートメーション製品を中国市場に投入し、現地のカスタマーサービスコールセンターを設立するプロジェクトを手伝っていました。