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AWS IoT Analyticsハンズオンを公開 – データの蓄積からBIツールによる可視化について学びます

こんにちは、Prototyping Solutions Architectの市川です。この記事では、AWS IoT IoT Analyticsハンズオンについてご紹介します。

AWS IoT IoT Analyticsとはどのようなサービスかといいますと、サービスページの抜粋ですが、

AWS IoT Analytics は、膨大な量の IoT データの高度な分析を簡単に実行および操作できる完全マネージド型サービスです。IoT 分析プラットフォームの構築に通常伴うコストや複雑さについて心配する必要はありません。このサービスは、IoT アプリケーションや機械学習のユースケースで最適かつ正確な判断を下すために、IoT データを分析してインサイトを得る最も簡単な手段です。

IoTデバイスのデータを収集し蓄積する方法は様々な方法があり、AWS IoT初級ハンズオンではAmazon Kinesis Data StreamsやAmazon Kinesis Data FireHoseなどを利用した例を紹介しています。すでに様々なデータをデータレイクに蓄積しているような場合は、AWS IoT初級ハンズオンのように様々なサービスを組み合わせて構築するのも良いですが、これから始める、これらの運用にコストを掛けたくないと言ったケースでは、 AWS IoT Analyticsのサービスページに書かれているように、マネージドサービスであるAWS IoT Analyticsを採用で膨大な量のIoTデータの分析を簡単に実行できます。

ハンズオンの構成

AWS IoT Analyticsハンズオン

このハンズオンでは以下のようなアーキテクチャを構築します。(AWS IoT Coreとは繋げず、SDK経由となります)

ハンズオンの流れは以下のようになっています。

  • AWS IoT Analyticsの設定
  • ダミーデータを送信する環境を構築し、データを蓄積
  • Amazon QuickSightを利用して、ダッシュボードを作成

ハンズオンから実ユースケースへの応用

AWS IoT Analyticsを利用する事でデータの収集と蓄積が簡単に行えることを、このハンズオンを通して体験できます。また、Amazon QuickSightを利用した可視化の基本的な手順を学ぶ事ができます。実ユースケースでは、AWS IoT Coreのルール経由でデータを収集したり、パイプラインでデータの加工をおこない、より高度な処理をした上でデータを蓄積し、利用することができます。

AWS IoT Analyticsをより詳しく知りたい場合は、AWS Blackbeltで紹介されていますので、そちらもぜひ活用ください。

20191030 AWS Black Belt Online Seminar AWS IoT Analytics Deep Dive

Amazon QuickSightをもっと詳しく知りたい場合は、同じ様に公開ハンズオンがありますので、そちらも御覧ください。

https://thinkwithwp.com/jp/blogs/news/amazon-quicksight-handson-202006/

さいごに

この記事では、AWS IoT Analyticsハンズオン の構成や、学ぶための情報についてご紹介しました。是非ハンズオンで AWS IoT Analyticsへの理解を深めていただければと思います。また、ハンズオン内容に関するフィードバックや修正依頼がある場合は Github リポジトリ へ Issue としてご報告いただけますと幸いです。


著書について

市川 純(twitter)

AWS では IoT に関連するプロトタイピングを支援する、プロトタイピング ソリューション アーキテクトとして、お客様の IoT 関連案件を支援しています。