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今すぐ視聴しよう!AWS Innovate 見どころ紹介
2019年4月8日から開始している「AWS Innovate」をお楽しみ頂いていますでしょうか?
AWS Innovate はグローバルでも人気のあるオンラインカンファレンスで,開催期間内であれば「いつでも」視聴することができ「何度でも」学び直すことができます.そしてなんと「無料で」参加することができます.今年の AWS Innovate は,2019年4月8日 から 2019年5月7日 までの「1ヶ月間」毎日開催をしていますし,全てのセッションは「30分」と短くまとまっていますので,スキマ時間を有効活用してご視聴頂くこともできます.
本記事では,AWS テクニカルトレーナーである吉田慶章が,私自身の観点から AWS Innovate の見どころを紹介したいと思います.まだ参加申込みをされていない方は,以下の公式サイトから申込みをして,視聴しましょう.いつ申し込むの?今でしょ!
AWS Innovate ページ
AWS Innovate にアクセスして頂きますと,以下のようなリッチなページが表示されます.セッションを視聴するのはもちろんのこと,セッション資料のダウンロードも可能ですので,是非アクセスしてみてください.
セッションカテゴリ
今年の AWS Innovate では,以下「全7種類」のセッションカテゴリから「全30種類」のセッションを提供しています.AWS 初学者の方も,AWS 経験者の方もお楽しみ頂けます.皆さんの「学びたいことは何か?」というモチベーションに合ったセッションから優先的に見て頂くのが良いでしょう.
- AWS イントロダクション
- AWSome Day
- AWS 認定 – 試験対策 「ソリューションアーキテクト – アソシエイト」
- AWS 認定 – 試験準備をはじめよう
- AWS 最新事例とサービス紹介
- AWS コアコンセプト
- クラウド活用のための組織と仕組み作り
イノベーションカルチャー
最初に紹介したい見どころは「Amazon のイノベーションカルチャー」です.Amazon はどのようにイノベーションを生み出しているのでしょうか?例えば「Working Backwards」という言葉があり,Amazon では「お客様にこだわり続けること」を重要視していて,お客様が本当に求めていることは何か?を突き詰めて考える企業文化があります.さらに「OLP (Our Leadership Principles)」と呼ばれる行動指針なども,強く根付いています.是非セッションをお楽しみ頂き,Amazon のイノベーションカルチャーを感じてください!
活用事例
セッションカテゴリ「AWS 最新事例とサービス紹介」には「ソリューション別」と「業種別」があり,多くの見どころがあります.まず,ご紹介したいセッションは,ソリューション別の「開発者視点でのウェブサイトホスティング入門 on AWS」です.アプリケーションアーキテクチャの推移を「Re-host / Re-platform / Re-factor / Re-invent」という言葉で定義し,従来のアーキテクチャからマイクロサービスやサーバレスアーキテクチャを活用したアーキテクチャまで,幅広く学ぶことができます.
本セッションを視聴される場合は,セッションカテゴリ「AWS コアコンセプト」の「AWS モダンアプリケーション開発入門、クラウドネイティブアプリケーションのすすめ」も合わせて視聴頂くことをオススメします.モダンアプリケーションとは何か?どのようなマインドセットが必要なのか?など,アプリケーション開発のトレンドを知ることができるセッションになっています.他にも Database や Analytics,そして Machine Learning に特化したセッションも提供しています.
次に「業種別」の「金融機関におけるAWS事例とそのアーキテクチャ解説」をご紹介します.既に多くの金融機関のお客様が AWS を活用されていますが,AWS Direct Connect を使って専用線接続を実現したり,インターネットを経由しない経路を確立したり,強固なセキュリティを実現するためのアーキテクチャを採用されている場面が増えています.そんな金融機関における代表的なアーキテクチャを学べるのが本セッションです.他にも製造業界や公共分野,そしてメディア業界やゲーム業界におけるセッションもご用意しています.皆さんの業務に関連したセッションを視聴してみてはいかがでしょうか.
クラウド人材育成
近年,クラウド人材育成の重要性が増しています.特に「クラウド人材育成のトレンドと具体的成功例」は必見です.タイトルの通り,クラウド人材育成のトレンドを知ることができます.例えば,AWS トレーニングを企業様の新卒研修で実施する機会が増えてきていたり,最近では AWS Academy / AWS Educate など,学生を対象に AWS を学んで頂けるような学習環境も提供しています.
さらに,クラウドを導入し,ビジネスの成功を最大化していくことを「クラウドジャーニー」と表現しますが,ステージによって,必要なクラウド人材育成プランは異なります.例えば,Foundation ステージでは「クラウド推進組織 : CCoE (Cloud Center of Excellence)」に学んで頂くことが効率的です.私自身も,テクニカルトレーナーとしてお客様の「クラウドジャーニー」を支えられることに喜びを感じています.セッションの中でも AWS トレーニングの紹介がありますが,講義だけではなく,グループディスカッションなども実施し,実践的な学びの場をご提供しています.是非 AWS トレーニングにご参加ください!お待ちしております!
AWS 認定試験
AWS のスキルを証明するために「AWS 認定試験」に挑戦される方が増えています.試験ガイドを参考にホワイトペーパーなどを読んで対策をされる方も多いとは思いますが,今回 AWS Innovate では AWS 認定試験にフォーカスした「AWS 認定 – 試験対策」と「AWS 認定 – 試験準備をはじめよう」を提供しています.具体的には Foundational レベルと Associate レベルの計4種類の認定資格をサポートしています.講義とサンプル問題の解説を視聴し,認定試験対策を進めることができます.
- AWS 認定クラウドプラクティショナー
- AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
- AWS 認定デベロッパー – アソシエイト
- AWS 認定システムオペレーション (SysOps) アドミニストレーター – アソシエイト
また,コンピューティング,ストレージ,データベース,ネットワークなど,AWS の基礎知識を学ぶことができる「AWSome Day」も提供しています.認定試験対策として,そして AWS 初学者の方も,お楽しみ頂けるセッションになっています.
AWS 認定資格に挑戦される皆さんにお知らせがあります!AWS Innovate の対象セッションをご視聴頂き,AWS 認定試験に合格すると「Amazon ギフト券」をもらえるキャンペーンを実施しています.キャンペーン期間は 2019年6月30日 までです.こちらも是非ご活用頂ければと思います.
さらに,お知らせはもう1個あります!2019年4月9日より,AWS 認定資格を「全国47都道府県のピアソン VUE のテストセンター」で受験頂けるようになりました.会場数は3倍以上に増え,150 を超える会場からお選び頂くことができます.AWS 認定資格の申込みプロセスに変更はありません.是非「ピアソン VUE のテストセンター」もご検討ください.
まとめ
本記事では,AWS Innovate の見どころを紹介しました.AWS Innovate の開催は 2019年5月7日 まで続きます.是非お楽しみ頂ければと思います!
著者について
吉田慶章(Yoshiaki Yoshida)
AWS トレーニングサービス本部 テクニカルトレーナー