Amazon Q Apps がプライベート共有機能を導入

投稿日: 2024年11月27日

Amazon Q Business 内の生成 AI を利用した軽量なアプリを作成する機能である Amazon Q Apps で、プライベート共有がサポートされるようになりました。アプリ作成者はこの新機能を使用すると、アプリへのアクセスを特定の Amazon Q Business ユーザーだけに制限できるようになるので、組織内でのアプリの可視性と使用の制御のきめ細かさが向上します。

以前は Amazon Q Apps では、個別の使用に対して非公開にするか、Amazon Q Apps ライブラリを通じて Amazon Q Business 環境のすべてのユーザーに対して公開することしかできませんでした。アプリ作成者が特定の個人とアプリを共有できるようになったので、より的を絞ったコラボレーションとアクセス制御が可能になりました。共有アプリにアクセスできるアプリユーザーは、Amazon Q Apps ライブラリ内でそのアプリを見つけて実行できます。このライブラリ内にあるアプリは、アプリ作成者が設定したアクセス権に従うため、特定のユーザーだけに表示できます。プライベート共有を使用すると、新しい機能的なユースケースを実現できます。例えば、メッセージングに準拠した文書生成アプリは組織の誰でも使用できるように全社的に共有し、顧客に対する働きかけに関するアプリは営業チームの個人のみに制限することができます。またプライベート共有により、アプリ作成者がアプリを広く配布する前に、少数のユーザーグループから早期フィードバックを収集できる可能性も広がります。

プライベート共有機能のある Amazon Q Apps は、Amazon Q Business が利用可能なリージョンで利用できるようになりました。

Amazon Q Apps でのプライベート共有の詳細については、Q Apps のドキュメントをご覧ください。