投稿日: Apr 1, 2024
本日、Amazon EKS は Kubernetes バージョンに対する延長サポートの一般提供を発表しました。任意の Kubernetes バージョンを使用して、そのバージョンが EKS で利用可能になってから最大 26 か月間、EKS クラスターを実行できます。Kubernetes バージョン 1.21 以降では、Kubernetes バージョンの延長サポートが利用可能です。すべてのバージョンとサポート日については、こちらをご覧ください。
標準サポートは、Kubernetes のマイナーバージョンが EKS で利用可能になったときに始まり、14 か月間継続されます。これは、マイナーバージョンに対する Kubernetes プロジェクトサポート期間と同じです。この期間が経過すると、Kubernetes プロジェクトはマイナーバージョンのセキュリティパッチのリリースを停止します。Amazon EKS の延長サポートは、標準サポートが終了するとすぐに開始され、12 か月間継続されます。延長サポート対象の EKS クラスターには、Kubernetes コントロールプレーンのセキュリティパッチのほか、Amazon VPC CNI、kube-proxy、CoreDNS アドオン、AWS が公開した EKS 最適化 AMI、および EKS Fargate ノード用のクリティカルパッチが引き続き提供されます。
Kubernetes バージョンに対する延長サポートは、すべての AWS リージョンでご利用いただけます。延長サポート期間中に Kubernetes バージョン 1.23 以降を実行している EKS クラスターには、2024 年 4 月 1 日以降、クラスターあたり 1 時間あたり 0.60 USD が課金されます。Kubernetes バージョン 1.21 および 1.22 を実行している EKS クラスターには、2024 年 5 月 1 日以降、クラスターあたり 1 時間あたり 0.60 USD が課金されます。標準サポートで Kubernetes バージョンを実行しているクラスターの料金に変更はありません。引き続きクラスターあたり 1 時間あたり 0.10 USD が課金されます。