投稿日: Feb 6, 2024

Amazon OpenSearch Service で、ドメイン更新の進行状況の可視性が向上しました。更新のさまざまな段階を示す詳細なステータス値を確認できるため、設定変更のモニタリングとオートメーションが簡素化されます。

これまで、ドメインには変更の進行状況をモニタリングするのに役立つ、Active (アクティブ) と Processing (処理中) という 2 つの主要なステータスがありました。この度、ドメイン処理ステータスと設定変更ステータスという 2 つの新しいステータスタイプを導入しました。ドメイン処理ステータスでは、変更を受け入れる準備ができているときは Active (アクティブ)、変更を適用しているときは Modifying (修正中) など、ドメインの大まかな状態が示されます。設定変更ステータスでは、Initializing (初期化中)、Validation failure (検証失敗)、Awaiting user inputs (ユーザー入力待ち) など、変更の進行状況に関する詳細な可視性が提供されます。これらのステータスを活用して、検証失敗が発生した場合に適時に対処したり、前の変更が完了した後に別の変更が行われるようスケジュールしたりできます。今回のリリースでは、信頼性を向上させるため、ドメインに複数の設定変更を行う方法も改善されています。1 つのリクエストで複数の設定変更をまとめて送信できます。ただし、ドメインは、前の変更が完了した後にのみ、次の変更を受け入れます。

これらのステータス値の変更には下位互換性があります。オートメーションが従来の「処理中」の属性を使用して変更のステータスを判断している場合でも、オートメーションは引き続き機能するはずです。ただし、ドメイン更新のオートメーションでは、新しいステータスを使用することをお勧めします。

このリリースの詳細については、ブログドキュメントを参照してください。