投稿日: Jan 8, 2024
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) で、Amazon ECS サービスのデプロイモニタリングが改善されました。これにより、Amazon ECS サービスとしてデプロイされたアプリケーションによる不適切な変更をより迅速に検出してロールバックできるようになりました。
デプロイサーキットブレーカーは Amazon ECS の機能で、これにより、デプロイが安定状態に至らないことを示すタスク起動やヘルスチェックの失敗をモニタリングし、そのようなデプロイをロールバックできます。連続した障害の数がしきい値 (サービスにおける適切な値に基づいて設定される) を超えると、デプロイサーキットブレーカーはデプロイを失敗とマークします。オプションで、サービスを以前の正常なデプロイにロールバックすることもできます。このリリースで、Amazon ECS では、タスク数が 20 未満のサービスに対するデプロイサーキットブレーカーの最小障害数しきい値が引き下げられました。例えば、タスクが 3 つあるサービスに対する障害数しきい値は 3 (以前は 10) になりました。これは、デプロイサーキットブレーカーが、失敗したデプロイをより迅速に検出してロールバックできるようになり、アプリケーションの回復性が改善され、不適切なコード変更をより迅速に特定して対処できるようになったことを意味します。
この機能拡張は、お客様が何も変更しなくても、デプロイサーキットブレーカーを使用するすべての Amazon ECS サービスで今すぐ自動的に利用できるようになります。デプロイサーキットブレーカーはすべての AWS リージョンで利用できます。デプロイサーキットブレーカーの詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。