投稿日: Dec 14, 2023
AWS Lambda で Python 3.12 を使用したサーバーレスアプリケーションの作成がサポートされるようになりました。デベロッパーは Python 3.12 をマネージドランタイムとコンテナベースイメージの両方として使用できます。AWS は、マネージドランタイムとコンテナベースイメージが利用可能になった時点で更新を自動的に適用します。Python 3.12 を Lambda@Edge と一緒に使用することで、Amazon CloudFront を通じて配信される低レイテンシーのコンテンツをカスタマイズできます。Powertools for AWS Lambda (Python) は、サーバーレスのベストプラクティスを実装し、デベロッパーの作業スピードを向上させるためのデベロッパーツールキットで、Python 3.12 もサポートしています。
Lambda Python 3.12 ランタイムは、新しい Amazon Linux 2023 ランタイム上に構築されています。これにより、以前の Amazon Linux 2 ベースのランタイムよりもデプロイのフットプリントが大幅に小さくなり、glibc などの共通ライブラリのバージョンが更新され、パッケージマネージャーも新しくなりました。このランタイムでは、Unicode 処理が改善され、グレースフルシャットダウンもサポートされています。詳細については、「Python 3.12 runtime now available in AWS Lambda」というブログ記事を参照してください。
Python 3.12 ランタイムは、中国および GovCloud リージョンを除き、Lambda が提供されているすべてのリージョンで利用可能です。
Lambda コンソール、AWS CLI、AWS サーバーレスアプリケーションモデル (AWS SAM)、CDK、AWS CloudFormation など、さまざまな AWS デプロイツールを使用して、Python 3.12 で作成されたサーバーレスアプリケーションをデプロイおよび管理できます。以前の Python バージョンを実行している既存の Lambda 関数を移行するには、コードの Python 3.12 との互換性を確認してから関数ランタイムを更新するか、Python 3.12 の AWS ベースイメージを使用してコンテナによって Python 3.12 関数をビルドしてデプロイします。AWS Lambda の詳細については、製品ページをご覧ください。