投稿日: Nov 17, 2023
AWS Trusted Advisor に新しい API が導入され、Trusted Advisor のベストプラクティスチェック、レコメンデーション、優先順位付けされたレコメンデーションにプログラムでアクセスできるようになりました。Trusted Advisor は、コストの最適化、パフォーマンス、耐障害性、セキュリティ、運用上の優秀性、Service Quotas などのカテゴリでベストプラクティスチェックを行い、お客様の AWS 環境を継続的に評価します。そして、ベストプラクティスからの逸脱を修正するためのアクションを推奨します。Trusted Advisor Priority では、AWS アカウントチームからコンテキストに基づいて優先順位付けされたレコメンデーションが提供されるため、最も重要なレコメンデーションに注目できるようになります。
Trusted Advisor API を使用すると、Trusted Advisor をお好みの運用ツールとプログラムによって統合し、ワークロードを大規模に自動化および最適化できます。新しい API は、ビジネスサポート、Enterprise On-Ramp サポート、エンタープライズサポートを契約しているお客様が利用できます。お客様のアカウント、または AWS Organizations の支払いアカウントに関連付けられたすべてのアカウントで Trusted Advisor レコメンデーションを使用できます。さらに、エンタープライズサポートを契約していて管理アカウントまたは委任管理者アカウントにアクセスできるお客様は、組織全体で優先順位が付けらえたレコメンデーションをプログラムによって取得できます。
新しい Trusted Advisor API は、これまで AWS サポート API (SAPI) によって提供されていた 3 つの機能に取って代わります。SAPI では引き続きケースやその他のサポート情報が提供されます。
Trusted Advisor API は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シドニー)、欧州 (アイルランド) の各リージョンで一般提供されています。
Trusted Advisor API の詳細については、ユーザーガイドを参照してください。