投稿日: Nov 26, 2023
Amazon WorkSpaces マルチリージョンレジリエンスでは、クロスリージョンの一方向データレプリケーションをスタンバイ WorkSpaces に追加して、WorkSpaces ユーザーのビジネスの継続性を向上させることができるようにしました。 スタンバイ WorkSpaces のデータレプリケーションを有効にすると、ルートボリュームとユーザーボリュームのデータがプライマリ WorkSpaces からスタンバイ WorkSpaces に自動的にレプリケートされます。
2022 年にリリースした Amazon WorkSpaces マルチリージョンレジリエンスのスタンバイ構成により、スタンバイ WorkSpaces のデプロイを効率化できるようになり、中断によりプライマリリージョンが利用できなくなった場合にセカンダリリージョンのスタンバイ WorkSpaces にユーザーをリダイレクトしやすくなりました。本日、一方向のクロスリージョンデータレプリケーションを追加することで、この機能を強化いたします。この機能により、プライマリ WorkSpaces に保存されているアプリケーション、ドキュメントなどのリソースのスナップショットが 12 時間おきに作成され、セカンダリ Workspaces をホストしているリージョンにコピーされます。これにより冗長性とデータ保護が強化されるため、中断時に発生する可能性がある生産性の低下を最小限に抑えることができます。
一方向のデータレプリケーションは Amazon マルチリージョンレジリエンスのアドオン機能で、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド) など、マルチリージョンレジリエンスが提供されている AWS リージョンでご利用いただけます。Windows と BYOL (自分のライセンスを使用する) 両方の WorkSpaces をサポートしています。
使用を開始するには、Amazon WorkSpaces マネジメントコンソールにサインインしてください。詳細については、Amazon WorkSpaces のドキュメントと Amazon WorkSpaces マルチリージョンレジリエンスの料金を参照してください。