投稿日: Nov 29, 2023
本日、Amazon Redshift は、Amazon Redshift Serverless の機能の管理性とモニタリングの強化を発表しました。これには、クロスアカウントクロス VPC、カスタムドメイン名 (CNAME)、スナップショットスケジューリング、クロスリージョンコピー (CRC)、Redshift コンソールにおけるサーバーレスの請求の可視性の向上、バージョントラッキングが含まれます。これらの機能により、シームレスなデータアクセス、堅牢なデータ保護、費用対効果の高い運用が可能になります。
クロスアカウントクロス VPC を使用すると、ご使用の VPC 内の Redshift Serverless に、別の AWS アカウントの VPC からアクセスできるようになります。アプリケーションのクライアント接続を設定して、デフォルトの URL よりも覚えやすいカスタムドメイン名を使用できるようになりました。スナップショットスケジュールを作成して、スナップショットの取得タイミングと保持期間を制御することができます。Serverless 用の CRC により、自分の Serverless 名前空間内のデータを、自分で選んだ別のリージョンに自動的にバックアップできるようになりました。CRC により、Redshift Serverless を使った、グローバルに展開する AWS アプリケーションを構築および実行することが容易になり、現在ではさまざまな AWS リージョンをまたぐことできるようになりました。AWS アカウントに含まれる Redshift Serverless ワークグループごとに Redshift コンソールで RPU 時間の請求メトリクスを簡単に追跡でき、Serverless のコストの把握と管理に役立ちます。RPU のピーク使用量をインラインで確認できるようになったため、最大 RPU 時間の制限を簡単に設定できるようになりました。コンソール上に Redshift Serverless のバージョンが示されて、データウェアハウスへのソフトウェア更新について常に最新情報を入手できます。
これらの新機能は、Redshift Serverless が現在利用可能なすべての商用リージョンでご利用いただけます。
Redshift Serverless に関する詳細については、ドキュメントを参照してください。