投稿日: Oct 19, 2023
本日より、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) M6gd インスタンスが、南米 (サンパウロ) とカナダ (中部) のリージョンで利用できるようになりました。これらのインスタンスは AWS Graviton2 プロセッサを搭載し、AWS Nitro System に構築されています。このシステムには AWS が設計したハードウェアとソフトウェアのイノベーションが結実しており、分離型マルチテナンシー、プライベートネットワーキング、高速ローカルストレージを使用して、効率的で柔軟かつ安全なクラウドサービスを提供します。これらのインスタンスは、最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅と最大 19 Gbps の Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) 専用帯域幅、最大 3.8 TB の NVMe ベースの SSD ストレージを提供します。
AWS Graviton2 ベースのインスタンスは、多くの Linux オペレーティングシステムと、AWS およびパートナーが提供するいくつかの一般的なサービスでサポートされています。それらの対応サービスには、セキュリティ、モニタリングと管理、コンテナ、継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) を用途とするものがあります。Graviton2 ベースのインスタンス向けの AWS のサービスおよびパートナーソリューションの詳細については、AWS Graviton と AWS Graviton Ready プログラムにアクセスしてください。
AWS Graviton2 ベースのインスタンスの利用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、AWS SDK にアクセスしてください。また、T4g 無料トライアルを利用して、Graviton2 ベースのインスタンスの利用を無料で開始することもできます。このトライアルでは、2023 年 12 月 31 日まで、t4g.small インスタンスを 1 か月あたり最大 750 時間利用できます。ワークロードを AWS Graviton ベースのインスタンスに移行する方法については、AWS Graviton Fast Start プログラム、AWS Graviton Technical Guide GitHub Repository (AWS Graviton テクニカルガイドの GitHub リポジトリ)、AWS Graviton Transition Guide (AWS Graviton 移行ガイド)、Porting Advisor for Graviton GitHub Repository (Porting Advisor for Graviton の GitHub リポジトリ) をご覧ください。