投稿日: Aug 31, 2023
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for PostgreSQL 16 Release Candidate 1 (RC1) が Amazon RDS データベースプレビュー環境で利用可能になりました。これにより、Amazon RDS for PostgreSQL での PostgreSQL 16 のプレリリースを評価できるようになります。PostgreSQL 16 RC1 をこのプレビュー環境にデプロイすると、フルマネージド型データベースの利点を利用できるため、データベースのセットアップ、運用、監視が簡単になります。プレビュー環境の PostgreSQL 16RC1 には、リードレプリカでの論理デコーディング、AWS libcrypto (AWS-LC)、および 80 以上の PostgreSQL 拡張機能 (pgvector、pg_tle、h3-pg、pg_cron、rdkit など) のサポートも含まれています。
PostgreSQL コミュニティは 2023 年 8 月 31 日に PostgreSQL 16 RC1 をリリースしました。これにより、スタンバイ状態からの論理レプリケーションが可能になり、多くのパフォーマンス向上が実現します。PostgreSQL 16 では、SQL/JSON コンストラクトとアイデンティティ関数のサポート、並列処理を使用できるクエリタイプの追加、SIMD CPU アクセラレーションの使用の導入、I/O 使用状況に関する統計を提供する「pg_stat_io」ビューも追加されています。
Amazon RDS データベースプレビュー環境では、最長 60 日間保持され、保持期間が過ぎると自動的に削除される最新世代のインスタンスクラスがサポートされます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内部でのデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみご使用いただけます。PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用して、プレビュー環境からデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。
Amazon RDS データベースプレビュー環境のデータベースインスタンスの料金は、米国東部 (オハイオ) リージョンで作成された本番環境の RDS インスタンスと同じです。