投稿日: Aug 24, 2023
Amazon Relational Database Service (RDS) for PostgreSQL はこのたび、最新のマイナーバージョン PostgreSQL 15.4、14.9、13.12、12.16、11.21に対応しました。従来バージョンの PostgreSQL における既知のセキュリティの脆弱性を修正し、PostgreSQL コミュニティによって追加されたバグ修正、パフォーマンスの改善、新機能を導入するために、最新のマイナーバージョンにアップグレードすることをお勧めします。今回のリリースの詳細については、PostgreSQL コミュニティによる発表をご覧ください。
このリリースでは、六角形の階層型地理空間インデックスシステムを提供する新しい拡張機能である h3-pg のサポートが RDS for PostgreSQL に追加されました。これにより、空間分析を実行して、大規模な地理空間データセットからインサイトを得ることができます。PL/Rust と pg_tle のサポートには、PostgreSQL 15.2-R2 以降、14.9 以降、13.12 以降が含まれるようになりました。また、このリリースには、既存の拡張機能の更新も含まれており、pg_tle はカスタムデータ型をサポートする 1.1.1 に更新され、plrust は aes、ctr、rand の crate サポートを含む 1.2.3 に更新され、HypoPG は 1.4.0 に更新されます。各バージョンの詳細は、Amazon RDS ユーザーガイドに記載されているサポート済み拡張機能の一覧を参照してください。
マイナーバージョンの自動アップグレードを使用すれば、スケジュールされているメンテナンスウィンドウ中に、データベースを最新のマイナーバージョンに自動でアップグレードできます。マイナーおよびメジャーバージョンアップグレードを含む、データベースインスタンスのアップグレードの詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。
Amazon RDS for PostgreSQL を使用すると、クラウドにデプロイした PostgreSQL を簡単にセットアップ、運用、スケールできます。料金の詳細や利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL の料金を参照してください。フルマネージド型 Amazon RDS データベースは、Amazon RDS マネジメントコンソールで作成または更新してください。