投稿日: Jul 10, 2023
Amazon RDS for SQL Server では、お使いの RDS for SQL Server DB インスタンスをセルフマネージド型の Microsoft Active Directory (AD) のドメインに直接参加させることができるようになりました。セルフマネージド型の AD は、オンプレミスでもクラウドでも構いません。現在、セルフマネージド型 AD の認証プロトコルとして NTLM のみを使用できます。
以前は、Windows 認証を使用して RDS for SQL Server インスタンスのためにセルフマネージド型 AD に接続するには、AWS マネージド Microsoft AD をデプロイし、AWS マネージドドメインとセルフマネージドドメイン間の信頼を確立する必要がありました。今後は、既存のセルフマネージド型 AD を直接使用して、複雑さやコストを増やすことなくユーザーの認証と承認を行うことができます。お客様は、新しいインスタンスを作成するか、既存のインスタンスを変更することで、RDS for SQL Server インスタンスをドメインに参加させることができます。AWS コンソールの [Microsoft Windows 認証を有効にする] で、[セルフマネージド Microsoft ディレクトリドメイン] を選択できます。セルフマネージド AD は無償で使用できます。
Amazon RDS for SQL Server でのセルフマネージド Active Directory は、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、中国 (北京)、中国 (寧夏)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、南米 (サンパウロ)、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部) のリージョンでご利用いただけます。
セルフマネージド型 Active Directory の詳細を確認して使用を開始するには、Amazon RDS for SQL Server の入門ガイドをご覧ください。