投稿日: Jul 10, 2023
Amazon OpenSearch Service で OpenSearch バージョン 2.7 を実行できるようになりました。OpenSearch 2.7 では、OpenSearch Service におけるオブザーバビリティ、セキュリティ分析、インデックス管理、地理空間機能にいくつかの改善が加えられました。
新しいバージョンには、オープンソースの OpenSearch バージョン 2.6 および 2.7 の一部としてリリースされた機能が含まれています。主な改善点としては、Simple Schema for Observability の導入、OpenSearch 用の統合されたスキーマの提供、ダッシュボードのパネルにマップ視覚化を追加する機能、地理空間フィールドタイプに対して地理空間データをフィルタリングする機能、セキュリティ分析での 5 つの新しいログタイプのサポート、複数のインデックスまたはインデックスパターンで脅威検出機能を定義する機能などがあります。また、このリリースには、ダッシュボードのユーザーインターフェイス (UI) の改善も含まれています。たとえば、インデックス管理 UI からデータストリームを管理する機能、インデックスまたはデータストリームの手動ロールオーバーと強制マージを実行する機能、コンポーネントテンプレートを使用して複数のインデックステンプレートを管理する機能などです。UI の改善には、動的なテナント管理のサポート、ダッシュボードのメインメニューからオブザーバビリティ機能にアクセスする機能、ダッシュボードにイベント分析の視覚化を追加する機能も含まれます。その他の改善点には、フラットオブジェクトフィールドタイプのサポート、クラスター間レプリケーションにおける kNN インデックスのレプリケーションのサポートなどがあります。
OpenSearch 2.7 へのアップグレードについての詳細は、ドキュメントをご覧ください。OpenSearch 2.7 は、Amazon OpenSearch Service が利用可能な世界中のすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。詳細については、AWS リージョン表を参照してください。
Amazon OpenSearch Service の詳細については、製品ページを参照してください。