投稿日: May 3, 2023
本日、Amazon OpenSearch Service は、ビジネスクリティカルなワークロードに対して 99.99% の可用性と一貫したパフォーマンスを実現する新しいデプロイオプションである Multi-AZ with Standby を発表しました。スタンバイ状態のマルチ AZ を使用すると、OpenSearch Service ドメインは、ノードやアベイラビリティーゾーン (AZ) の障害など、潜在的なインフラストラクチャ障害に対して回復力があります。Multi-AZ with Standby により、OpenSearch Service ドメインが推奨されるベストプラクティスに従うことも保証され、構成と管理が簡単になります。
Multi-AZ with Standby が有効な場合、OpenSearch Service はいずれかの AZ のノードをスタンバイとして予約します。これらのノードは検索リクエストを処理せず、主にフェイルオーバーに使用されます。Amazon OpenSearch Service は基盤となるインフラストラクチャの障害を監視し、障害が特定されると、1 分もかからずにスタンバイノードを自動的にアクティブに昇格させます。OpenSearch Service は引き続きインデックス作成と検索のリクエストを処理し、影響はフェイルオーバーの実行にかかる時間に限定されます。Multi-AZ with Standby では、障害発生時にデータやリソースの再配分が行われないため、フェイルオーバー中もクラスターのパフォーマンスに影響はありません。
既存のマネージドクラスターを作成または更新する場合、お客様は AWS コンソール、コマンドラインインターフェイス (CLI)、または AWS ソフトウェア開発キット (AWS SDK) を使用して、スタンバイデプロイオプションを備えた Multi-AZ を有効にできます。Multi-AZ with Standby は OpenSearch バージョン 1.3 以降で使用できます。Amazon OpenSearch サービス用 Multi-AZ with Standby の詳細については、ドキュメントを参照してください。
Multi-AZ with Standby が Amazon OpenSearch サービスを利用可能な世界の全AWSリージョンで利用可能になりました。ただし、米国西部 (北カリフォルニア)、AWS GovCloud (米国東部)、および AWS GovCloud (米国西部) は除きます。Amazon OpenSearch Service を利用できる詳細は、AWS リージョン別サービス表をご覧ください。
Amazon OpenSearch Service の詳細は、製品ページをご覧ください。