投稿日: May 30, 2023
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for MySQL では、2 つの読み取り可能なスタンバイデータベースインスタンスを備えたマルチ AZ 配置オプションで旧世代のインスタンスより最大 50% 高速でクエリ処理を実行する Amazon RDS Optimized Reads がサポートされるようになりました。最適化読み込みを有効にしたインスタンスでは、ホストサーバーに物理的に接続されたローカル NVMe ベースの SSD ブロックレベルストレージに MySQL が生成する一時テーブルを配置することにより、クエリ処理が高速化されます。RDS for MySQL で Optimized Reads を使用することで、ソート、ハッシュ集計、高負荷結合、共通テーブル式 (CTE) を含むクエリなど、一時テーブルを利用する複雑なクエリ処理についても、最大 50% 高速化されます。
Amazon RDS Optimized Reads は、2 つの読み取り可能なスタンバイインスタンスを備えたマルチ AZ 配置の RDS for MySQL バージョン 8.0.28 以降でデフォルトで利用できます。2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon RDS マルチ AZ のリージョン別の提供状況と、サポートされているエンジンバージョンの完全なリストについては、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。
Amazon RDS マルチ AZ 配置の詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドおよび AWS ニュースブログをご覧ください。2 つの読み取り可能なスタンバイインスタンスを備えたフルマネージド Amazon RDS マルチ AZ データベースの作成/更新は、Amazon RDS マネジメントコンソールから行えます。