投稿日: Apr 10, 2023
本日、AWS は AWS Elemental MediaConvert のメディアメトリクスを発表しました。これにより、イベントや関連するメディアアセットのトランスコーディングに使用できる情報が増えました。トランスコーディングジョブの実行中と完了後の両方で、より幅広いデータを表示して操作できるようになりました。メディアメトリクスを通じて得られる情報を使用して、Amazon CloudWatch でダッシュボードを構築したり、Amazon EventBridge を介してアクションをワークフローにプログラムで統合したりできます。
メディアメトリクスにより、MediaConvert の柔軟性が向上し、他の AWS サービスやサードパーティのオーケストレーションプラットフォームを通じて、監視可能で実用的なパイプラインを簡単に作成できます。メディアメトリクスを通じてデータが得られるため、ブラックフレーム数などのソースコンテンツ属性に基づいてユーザビリティのしきい値を設定し、解像度やビデオ品質スコアなどの出力特性を監視できます。Amazon CloudWatch と Amazon EventBridge をメディアメトリクスと組み合わせて使用することで、トランスコーディングワークフロー全体で幅広いアクションをトリガーできます。
メディアメトリクスは、AWS Elemental MediaConvert が利用できるすべてのリージョンで利用できます。MediaConvert が利用可能な AWS リージョンの一覧については、AWS リージョン表をご覧ください。MediaConvert のモニタリングについて詳しくは、MediaConvert のドキュメントをご覧ください。Amazon CloudWatch の料金設定とAmazon EventBridge の料金設定について詳しくは、それぞれの料金ページをご覧ください。