投稿日: Mar 30, 2023
Amazon SageMaker Canvas では、すぐに使用できるモデルが提供されて、何千ものドキュメント、画像、テキスト行から数分でインサイトを引き出すことができるようになりました。さらに、自然言語処理 (NLP) とコンピュータビジョン (CV) のユースケースに対応するカスタムモデルを作成できるようになりました。SageMaker Canvas は、ビジネスアナリストが正確な機械学習 (ML) 予測を自分自身で生成できるビジュアルインターフェイスです。ML の使用経験を必要とせず、またコードを 1 行も書く必要がありません。
ビジネスアナリストは、さまざまなデータからインサイトを引き出し、ビジネス関係者からのアドホックな分析要求に対応する能力を加速させたいと考えるようになっています。多くの場合、このプロセスは手動で行われ、時間がかかり、ミスが発生しがちです。ML はビジネスアナリストが大量のデータを分析してインサイトを引き出すのに役立ちますが、ML モデルを作成するには多くの場合、深い技術的専門知識が必要です。
本日より、SageMaker Canvas を使用して、画像やテキスト分類の特定のユースケースに対応したすぐに使用できるモデルにアクセスしたり、カスタムモデルを作成したりできるようになりました。すぐに使えるモデルは、Amazon Rekognition、Amazon Textract、Amazon Comprehend などの AWS AI サービスを活用しています。 カスタムモデルを作成するには、データのインポート、準備、探索、ラベル付けを行います。その後、カスタムモデルをトレーニングし、モデルのパフォーマンスを評価できます。カスタム画像分類モデルでは、ヒートマップを使用して、モデルのパフォーマンスに影響を与えているトレーニングデータを可視化できます。また、モデル予測が誤っている場合は修正し、検証済みのデータを元のトレーニングデータセットに戻し、モデルを再トレーニングしてモデルのパフォーマンスを繰り返し改善することもできます。最後に、コードを 1 行も書かずに正確な予測を生成できます。
SageMaker Canvas がサポートされているすべての AWS リージョンで、NLP と CV のユースケースに対応したすぐに使えるモデルとカスタムモデルが利用できるようになりました。 詳細については、AWS ニュースブログ、および SageMaker Canvas の製品ドキュメントをご覧ください。