投稿日: Mar 8, 2023
Amazon Redshift は、Amazon Redshift Serverless と、ノードタイプが ra3.4xlarge、ra3.16xlarge、dc2.8xlarge のデータウェアハウスクラスターについて、最大 20 万テーブルに対応しました。 これは、Amazon Redshift で実行する際、多数のテーブルが必要なワークロードを持つお客様に役立つ機能です。この機能により、複数のウェアハウス間でテーブルを分割する必要がなくなりました。
これまで Amazon Redshift が上記のノードタイプでサポートしていたテーブル数は、単一のデータウェアハウスで 10 万でした。したがって、テーブル数がそれ以上のお客様は、テーブルを複数の Redshift ウェアハウスに分割するか、一部のテーブルを Amazon S3 に移動する必要がありました。しかしこれからは、最大で 20 万テーブルを使用するワークロードでも、テーブルを分割したり移動したりせずに Amazon Redshift へ移行できます。この機能は、Amazon Redshift Serverless と、既存および新規のウェアハウスでサポートされているノードタイプすべてで自動的に有効となっています。この機能を利用するために、ワークロード、データインジェスト、アプリケーションを変更する必要はありません。なお、ユーザー定義の一時テーブルと、Amazon Redshift がクエリ処理中やシステムメンテナンス中に作成した一時テーブルも、この制限数に含まれます。ビューはこの制限数に含まれません。
Amazon Redshift の 20 万テーブルのサポートは、Redshift クラスターと Amazon Redshift Serverless が利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。 Amazon Redshift を利用できるリージョンについては、AWS リージョン表を参照してください。
2023/3/10 - この記事は一部の内容を明確にするために更新されました。20 万テーブルがサポートされるのは、Amazon Redshift Serverless と、ノードタイプが ra3.4xlarge、ra3.16xlarge、dc2.8xlarge のクラスターの両方です。