投稿日: Feb 28, 2023
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for PostgreSQL はこのたび、最新のマイナーバージョン PostgreSQL 15 に対応しました。PostgreSQL 15 の新機能には、条件付き SQL クエリへの SQL 標準「MERGE」コマンド、インメモリとディスクベースの両方のソートパフォーマンス向上、2 相コミットのサポート、ロジカルレプリケーションの行/列フィルタリングへのサポートが含まれています。PostgreSQL 15 リリースでは、新しい拡張機能 pg_walinspect のサポートと、pg_basebackup を使用した Gzip、LZ4、または Zstandard (zstd) によるサーバーサイド圧縮のサポートも追加されています。 今回のリリースの詳細については、PostgreSQL コミュニティによる発表をご覧ください。
Amazon RDS for PostgreSQL は、地理空間データ用の PostGIS 3.3.2、plv8 3.1.4、pgrouting 3.4.1、pg_hint_plan 1.5.0 など、80 を超えるエクステンションとロード可能なモジュールをサポートしています。データベースのアップグレードには、いくつかオプションがあります。すなわち、インプレースアップグレード、スナップショットからのリストア、pglogical 拡張によるレプリケーション、AWS Data Migration Service の使用などです。
Amazon RDS for PostgreSQL を使用すると、クラウドにデプロイした PostgreSQL を簡単にセットアップ、運用、スケールできます。料金の詳細や利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL の料金を参照してください。フルマネージド型 Amazon RDS データベースは、Amazon RDS マネジメントコンソールで作成または更新してください。