投稿日: Jan 17, 2023
Amazon Elastic File System (Amazon EFS) では、ファイルシステムあたりのアクセスポイント最大数が 120 から 1,000 に増加しました。これにより、マルチテナント環境でより多くのアプリケーションにわたり、ファイルシステムのアクセス許可を管理できるようになりました。
Amazon EFS アクセスポイントは、ファイルシステムにアクセスするためのアプリケーション固有のエントリポイントです。接続しているクライアントに対して、特定の POSIX アイデンティティとルートディレクトリを適用します。EFS アクセスポイントを使用すると、単一の EFS ファイルシステムを共有するアプリケーション間でデータをより簡単に分離できます。今回のリリースにより、EFS アクセスポイントは EFS ファイルシステムあたり 1,000 個まで利用可能になったため、大規模なマルチテナント環境でも活用できるようになりました。
上限が引き上げられた EFS アクセスポイントは、EFS を提供中のリージョンで、すべてのファイルシステムに対して利用できます。対象となるリージョンには AWS GovCloud (米国) リージョンが含まれますが、Sinnet 運営の AWS 中国 (北京) リージョンおよび NWCD 運営の AWS 中国 (寧夏) リージョンは含まれません。詳細については Amazon EFS のドキュメントを参照してください。ファイルシステムの作成は、Amazon EFS コンソールから行えます。