投稿日: Jan 19, 2023
Amazon CloudWatch でクロスアカウント Metric Streams のサポートを開始します。Metric Streams により、任意の送信先に対する、継続的でほぼリアルタイムなメトリクスのストリーミングを作成できます。この新機能を使用することで、AWS リージョン内の複数の AWS アカウントにまたがるメトリクスを 1 つのメトリクスストリームに含めることができます。そうすることで、送信先が共通しているメトリクスを収集するのに必要なストリーム数を減らせます。
Metric Streams を使用すると、Amazon Web Services (AWS) 上で実行するアプリケーションの最新のメトリクスデータに基づいて可観測性ツールを最新の状態に保つことができます。また、Datadog、New Relic、Splunk、Dynatrace、Sumo Logic などの AWS パートナーソリューションや、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) などの AWS 上のデータレイクにメトリクスを送信することもできます。今後は、クロスアカウント Metric Streams を使用することで、多数の異なる AWS アカウントから共通の送信先に送信されるメトリクスを 1 つのメトリクスストリームで一元管理できるようになります。この機能を使用してモニタリングアカウントのメトリクスストリームを一本化し、多数のソースアカウントから単一の送信先にメトリクスを送信することで、設定を簡素化し、管理もさらに容易に行うことができます。
クロスアカウント Metric Streams は、Sinnet 運営の Amazon Web Services 中国 (北京) リージョンと NWCD 運営の Amazon Web Services 中国 (寧夏) リージョンを除く商用 AWS リージョンで利用できます。
使用を開始するには、まずソースアカウントをモニタリングアカウントに接続して、CloudWatch のクロスアカウントオブザーバビリティを設定する必要があります。 この手順については、CloudWatch のクロスアカウント設定を参照してください。設定が完了したら、モニタリングアカウントでコンソールにログインし、Metric Streams 画面に移動してください。クロスアカウント Metric Streams を有効にする新しいトグルオプションが表示されます。または、CloudWatch API、AWS SDK、AWS CLI、AWS CloudFormation を使用して、クロスアカウント Metric Streams のプロビジョニングと設定を行うこともできます。料金については、CloudWatch Metric Stream の通常料金が適用されます。詳細については、Amazon CloudWatch の料金ページを参照してください。Metrics Streams の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。