投稿日: Dec 7, 2022
AWS CloudFormation フックでリソースタイプのワイルドカード対応を開始しました。これにより、複数のリソースタイプを一致させられます。お客様はワイルドカードを使用してリソースのターゲットを定義し、フックを柔軟に作成可能です。フック作成時には明示されていないリソースタイプでフックを有効にできます。例えば、AWS::ECR::* ワイルドカードを使用して、Amazon ECR にあるすべてのリソースタイプでトリガーするフックを定義可能です。
今回の提供開始により、「*」ワイルドカード文字を使用して、リソースターゲットの一覧の選択や、プレフィックス、インフィックス、サフィックスでの合致ができます。例えば、AWS::S3* をワイルドカードとして使うことで、AWS::S3::AccessPoint、AWS::S3Outposts::Bucket など、AWS::S3 で始まるすべてのリソースタイプを選択可能です。これにより、リソースの検証を自動化して、コンプライアンス違反のリソースに関するアラートを発信したり、プロビジョニングのオペレーションを禁止したりできます。
この機能を一般提供中の AWS リージョンは、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港、ムンバイ、大阪、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ミラノ、パリ、ストックホルム)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ) です。
詳細については、ユーザーガイドおよび API リファレンスを参照してください。