投稿日: Oct 26, 2022
Amazon WorkSpaces は WorkSpaces Streaming Protocol (WSP) を使用する WorkSpaces Web Access の以下の新機能をサポートするようになりました。
- 双方向の音声/動画 - IT 管理者は Web Access を使用するエンドユーザーがビデオ会議やウェブカメラとマイクを使用する他のツールを利用できるようにして、どこからでもコラボレーションできるようチームの能力を向上させることができます。
- クリップボードのリダイレクト - ユーザーはローカルクライアントからリモートの WorkSpace に、またはその逆にコピーアンドペーストできます。クリップボードの許可を有効、無効、または一定方向に有効にできます。
- タイムゾーンのリダイレクト - 管理者とユーザーはウェブクライアントのローカルタイムゾーンを使用するように Windows WorkSpace を設定できるようになりました。これにより、管理者とユーザーはローカルタイムを利用するカレンダーアプリなどのアプリケーションを簡単に使用できるようになり、生産性を向上させられます。
- ストリーミングメトリクス - WorkSpaces Web Access セッション内でフレームレート、ネットワーク遅延、ダウンロード帯域幅などのストリーミングメトリクスを確認できるようになりました。
- 表示解像度 - Web Access では、リモートの WorkSpaces の表示解像度を設定するオプションが提供されるようになりました。固定の解像度に設定することも、Web Access のクライアントウィンドウの解像度に動的に適応するように設定することもできます。
- マウスの相対位置 - 多くの 3D、デザイン、または視覚効果のアプリケーションは、マウスのベストパフォーマンスのためにマウスの相対位置を必要とします。今回、WorkSpaces Web Access 内でマウスの相対位置を有効にできるようになりました。
- Mac キーボード設定 - WorkSpaces Web Access を設定してオプションおよびコマンドキーを再マッピングできるようになりました。
これらの機能は WSP を使用した WorkSpaces Web Access で追加料金なしで利用できます。WSP はハイパフォーマンスなクラウドネイティブプロトコルです。WSP を使用する WorkSpaces は、Amazon WorkSpaces が現在利用可能な商用 AWS リージョンおよび AWS GovCloud (米国西部) で利用できます。