投稿日: Jun 9, 2022
AWS から、新たにメモリが最適化された Amazon EC2 R6id インスタンスの一般向けの提供を開始したことをお知らせいたします。R6id インスタンスは、3.5 GHz のオールコアターボ周波数を備えた第 3 世代インテル Xeon スケーラブル Ice Lake プロセッサと、最大 7.6 TB のローカル NVMe ベースの SSD ブロックレベルストレージを搭載しており、R5d インスタンスより最大 15% 優れたコストパフォーマンスを提供します。さらに R6id インスタンスは、vCPU あたりの TB ストレージが最大 58% 高く、TB あたりのコストは 34% 削減されており、Intel Total Memory Encryption (TME) を使用した常時オンのメモリ暗号化を備えています。
R6id インスタンスは、メモリを集中的に使用するワークロード、ウェブスケールの分散インメモリキャッシュ、インメモリデータベース、リアルタイムのビッグデータ分析に最適です。また、キャッシュやスクラッチファイルなどの一時的なデータストレージを必要とするアプリケーションでも役立ちます。スケーラビリティ向上のため、R6id インスタンスは新しい 32xlarge サイズを提供しています。32xlarge サイズは旧世代のインスタンスに比べ、vCPU とメモリが 33% 多く、メモリ帯域幅は vCPU あたり最大 20% 広くなっています。さらに Elastic Fabric Adapter との統合により、低レイテンシーでスケーラビリティの高いノード間通信が可能です。R6id インスタンスは、最大 50 Gbps のネットワーク速度と 40 Gbps の帯域幅を Amazon Elastic Block Store (EBS) に提供します。
これらのインスタンスは、本日より米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) の各リージョンで一般提供が開始されます。
使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS Command Line Interface (AWS CLI)、AWS SDK にアクセスしてください。詳細については、R6i インスタンスのページを参照してください。