投稿日: Jun 14, 2022
本日より、Amazon EC2 C6gn インスタンスが欧州 (パリ、ミラノ)、アジアパシフィック (ソウル)、中東 (バーレーン) の各リージョンで利用できるようになりました。
AWS Nitro System をベースにした C6gn インスタンスは、Arm ベースの AWS Graviton2 プロセッサを搭載し、最大 100Gbps のネットワーク帯域幅を備えています。ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)、ネットワーク仮想アプライアンス、データレイク、データ分析などの高いネットワーク帯域を必要とするアプリケーションに対して、同等の現行世代の x86 ベースのネットワーク最適化インスタンスと比べて料金/パフォーマンスが最大 40% 向上しています。これらのインスタンスは、HPC や動画処理などのワークロードに Elastic Fabric Adapter (EFA) を利用できます。これにより、大規模クラスターのメッセージパッシングインターフェイス (MPI) を使用してネットワークレイテンシーを短縮できます。これらのインスタンスでのワークロードは、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) のセキュリティ、スケーラビリティ、信頼性を引き続き活用できます。
このリージョンの拡大により、C6gn インスタンスは、AWS 米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ストックホルム、パリ、ミラノ)、カナダ (中部)、アジアパシフィック (シンガポール、東京、香港、シドニー、ムンバイ、ソウル)、南米 (サンパウロ)、および中東 (バーレーン) リージョンでご利用いただけます。
C6gn インスタンスを開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、および AWS SDKにアクセスしてください。詳細については、AWS Graviton のページ、C6g のページ、または開始方法についての Github のページをご覧ください。