投稿日: May 24, 2022
本日、AWS DataSync の 2 つの追加ストレージロケーションの一般提供開始を発表いたします。これは、AWS クラウドとの間でデータを簡単に同期できるオンラインデータ移動サービスです。このリリースでは、サポートされるストレージロケーションの数が 10 から 12 に拡張され、オンプレミス、エッジ、その他のクラウドストレージサービスに渡っています。DataSync を使用すると、さまざまなストレージロケーション間でデータにすばやく安全にアクセスし、AWS に移動して、ワークフロー、処理、データ保持のニーズをサポートし、より多くのロケーション間でデータを共有および交換できます。
このリリースで、DataSync は、Network File System (NFS) 共有、Server Message Block (SMB) 共有、Hash-based Message Authentication Code (HMAC)、セルフマネージドオブジェクトストレージ、AWS Snowcone、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケット、Amazon Elastic File System (Amazon EFS)、Amazon FSx for Windows File Server、Amazon FSx for Lustre、および Amazon FSx for OpenZFS に加えて、Google クラウドストレージと Azure ファイルストレージロケーションをサポートするようになりました。
フルマネージドサービスとして、DataSync は、インフラストラクチャのセットアップと保守、データ転送ソフトウェアの構築、購入、運用、1 回限りまたは定期的なデータ転送の手動実行と検証など、オンラインデータ移動の運用上の負担を軽減します。また、DataSync には、転送中および保存中のデータの暗号化やエンドツーエンドのデータ整合性検証などのセキュリティ機能も組み込まれています。DataSync は、専用のネットワークプロトコルとスケールアウトアーキテクチャを使用して、データ移動を高速化し、帯域幅スロットリングと転送中のデータの圧縮を通じてネットワークの使用を最適化します。また、一時的なネットワークの問題から自動的に回復し、データ転送のスケジューリング、フィルターの包含と除外、Amazon CloudWatch のメトリクス、ログ、イベントを介した転送プロセスの詳細な可視性などの制御およびモニタリング機能も提供します。
詳細については、AWS DataSync 製品ページや入門チュートリアルをご覧になるか、AWS コンソールで DataSync を試してください。