投稿日: May 18, 2022
AWS App Mesh が IPv6 のサポートを開始したことで、お客様は IPv6 ネットワークで動作するワークロードをサポートし、IPv6 上で App Mesh API を呼び出すことができるようになりました。これは、お客様が IPv6 コンプライアンス要件を満たすのに役立ちます。また、IPv4 と IPv6 間のアドレス変換を処理するための高価なネットワーク機器が不要になります。AWS App Mesh は、アプリケーションレベルのネットワーキングを提供するサービスメッシュで、複数の種類のコンピューティングインフラストラクチャを介して、サービス同士の通信を、より簡単にします。AWS App Mesh はサービスが通信する方法を標準化するため、エンドツーエンドの可視性と、アプリケーションを高可用性のためにチューニングするオプションが提供されます。
この新機能により、IPv6 ネットワークでのワークロードをサポートするようにメッシュを構成し、IPv4 と IPv6 の両方をサポートする AWS App Mesh の新しいデュアルスタックエンドポイントを使用することができます。AWS App Mesh の新しいデュアルスタックエンドポイントの形式は、appmesh.region.api.aws です。例えば、米国東部 (バージニア北部) のデュアルスタックエンドポイントは appmesh.us-east-1.api.aws です。デュアルスタック App Mesh エンドポイントにリクエストを送信すると、エンドポイントは、ネットワークとクライアントで使用されているプロトコルに応じて、IPv6 または IPv4 アドレスに解決されます。
AWS App Mesh で新たに IPv6 ネットワークに対応し、追加コストなしで利用できます。AWS App Mesh が利用できるリージョンについての詳細は、AWS リージョン表をご覧ください。