投稿日: Nov 1, 2021
本日、AWS Transit Gateway Network Manager は、グローバルネットワークの自動分析を行い、可視化を目的とした独自のトポロジービューの構築を可能にする新しいAPIを発表しました。以下の API を使用して、グローバルなネットワークリソースの集約されたビューを取得し、ルートを分析し、AWS リージョン間のテレメトリーデータを取得できます:
- グローバルネットワークのネットワークリソースの記述 (GetNetworkResources)
- グローバルネットワークのネットワークヘルス情報の取得 (GetNetworkTelemetry )
- 特定のルートテーブルのネットワークルートの取得 (GetNetworkRoutes )
- 特定のリソースのネットワークリソース関係の取得 (GetNetworkResourceRelationships)
- グローバルネットワークのネットワークリソース数の取得 (GetNetworkResourceCounts)
さらに、以下の API を呼び出すことで、Transit Gateway のルートテーブルでルート解析ができるようになりました:
- 送信元と送信先の間のルーティングパスの解析開始 (StartRouteAnalysis)
- ルート解析結果の取得 (GetRouteAnalysis)
- グローバルネットワークのリソースメタデータの更新 (UpdateNetworkResourceMetadata)
これらの API を使用することで、ライブトラフィックの送信を開始する前に、Transit Gateway のルートテーブル構成が期待通りに動作するかどうかをプログラムで検証したり、既存のルート構成を検証したり、グローバルネットワークでトラフィックの混乱の原因となっているルート関連の問題を診断したりすることができます。
AWS Transit Gateway Network Manager API の使用を開始するには、API リファレンスドキュメントを参照してください。