投稿日: Nov 5, 2021
AWS IoT Core for LoRaWAN は、AWS IoT Core のフルマネージド LoRaWAN Network Server (LNS) であり、省電力長距離広域ネットワーク (LoRaWAN) テクノロジーを使用するワイヤレスデバイスを AWS クラウドに接続するのを可能にします。現在、AWS IoT Core for LoRaWAN は、Firmware Over-the-Air Update (FUOTA) をサポートしています。これにより、お客様は、LoRa Alliance によって定義された LoRaWAN マルチキャストおよびフラグメンテーションメカニズムを使用して、フィールド内のデバイスに安全で信頼性の高いファームウェアアップデートを配信できます。これらのメカニズムは、デバイスのバッテリー消費を最小限に抑え、大規模なファイル転送 (数百 KB) を処理することを目的としています。
お客様は、ファームウェアイメージを提供し、デバイスのターゲットリストを使用してマルチキャストグループを設定し、デバイスのグループのために FUOTA タスクを開始できます。FUOTA 機能を使用すると、AWS IoT Core for LoRaWAN のお客様は、フィールドにデプロイされたデバイスをリモートで更新して、バグ修正、セキュリティの脆弱性へのパッチ適用、および新機能のサポートを実行できます。デバイスを交換したり、直接サイトにアクセスしてソフトウェアの更新を実行したりする必要が排されるため、メンテナンスと運用のコストが削減されます。これにより、お客様は、独自のデバイス管理ソリューションの開発と維持といった付加価値を生まない手間のかかる作業ではなく、アプリケーションの構築に集中できるようになります。
FUOTA 機能は、AWS IoT Core for LoRaWAN が利用可能なすべての AWS リージョンでサポートされています。FUOTA の詳細については、AWS IoT for LoRaWAN の製品ページを参照してください。