投稿日: Nov 29, 2021
アマゾン ウェブ サービス (AWS) から、汎用 Amazon EC2 M6a インスタンスの一般提供を開始したことをお知らせいたします。M6a は、3.6 GHz のオールコアターボ周波数を備えた第 3 世代の AMD EPYC (コードネーム Milan) プロセッサーを搭載し、M5a インスタンスに比べて最大35% 優れた性能対価格比を実現し、同等の x86 ベースの EC2 インスタンスよりも 10% 安価です。コンピューティング、メモリ、ストレージ、およびネットワークリソースのバランスを提供するように設計されている M6a インスタンスは、専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーを組み合わせた AWS Nitro System で構築されています。これにより、実質的にホストハードウェアのコンピューティングリソースとメモリリソースの全てをお客様のインスタンスに提供します。これらのインスタンスは SAP 認定を受けており、ウェブサーバー、アプリケーションサーバー、エンタープライズアプリケーションをサポートするバックエンドサーバー (Microsoft Exchange Server、SharePoint Server、SAP Business Suite、MySQL、Microsoft SQL Server、PostgreSQL データベースなど)、ウェブサーバー、マイクロサービス、マルチプレーヤーゲームサーバー、キャッシュフリートなどのワークロードや、アプリケーション開発環境に最適です。
スケーラビリティの向上に対するお客様のご要望に応えるため、M6a は、 M5a より大きい 2つのインスタンスサイズ (32xlarge と 48xlarge) を提供します。 48xlarge サイズで 最大 192 vCPU と 768 GiB のメモリを備えています。これは最大の M5a インスタンスの 2 倍です。また、M6a は、最大 50 Gbps のネットワーク速度と 40 Gbps の帯域幅を Amazon Elastic Block Store に提供します。これは、M5a インスタンスの 2 倍以上です。お客様は、Elastic Fabric Adapter を 48xlarge サイズで使用することにより、低レイテンシーでスケーラブルなノード間通信が可能になります。これらの新しいインスタンスで最適なネットワークパフォーマンスを得るには、Elastic Network Adapter (ENA) ドライバーの更新が必要になる場合があります。M6a に最適な ENA ドライバーの詳細については、こちらの記事をご参照ください。
これらのインスタンスは、本日より米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、および欧州 (アイルランド) の各AWS リージョンで一般公開されます。C5a インスタンスには、2、4、8、16、32、48、64、96、128、192 vCPU を含む 10 サイズがあります。お客様は、Savings Plans、リザーブド、オンデマンド、およびスポットインスタンスを介して新しいインスタンスをご購入いただけます。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS Command Line Interface (CLI)、および AWS SDK にアクセスしてください。詳細については、M6a インスタンスのページをご参照ください。