投稿日: Aug 20, 2021
Amazon ElastiCache for Redis は、安定した予測可能なパフォーマンスを可能な限り低コストで維持するためにアプリケーションをモニタリングし、容量を自動で調整します。シャードやレプリカノードの追加や削除により、自動的にクラスターを水平方向にスケールできます。ElastiCache for Redis は、AWS Application Auto Scaling を使ってスケーリングを管理し、Amazon CloudWatch のメトリクスを使ってスケールアップやスケールダウンの時間を決定します。
ElastiCache for Redis はターゲット追跡とスケジュールされた オートスケーリングポリシーをサポートしています。ターゲット追跡では、ターゲットメトリクスを定義し、リソース使用率の変化に応じてElastiCache for Redis がリソース容量を調整します。その目的は、指定された目標値で稼働率を維持するのに十分な容量を提供することです。例えば、メモリの使用率が上昇した場合、ElastiCache for Redis は、クラスターにノードを追加してメモリ容量を増やし、使用率を目標レベルにまで下げます。これにより、クラスターは自動的に容量を調整し、高いパフォーマンスを維持することができます。反対に、メモリ使用量が目標値を下回った場合、ElastiCache for Redis はクラスターからノードを削除し、オーバープロビジョニングを減らすことによりコストを削減します。スケジュールされたスケジューリングでは、ElastiCache がクラスターをスケジューリングする特定の曜日と時間を設定することで、予測可能なワークロードの容量変化に対応できます。
Amazon ElastiCache for Redis は、米国東部 (バージニア北部)、欧州(アイルランド)、アジアパシフィック(ムンバイ)、南米(サンパウロ)で利用可能で、近日中にさらに多くの地域でサポートされる予定です。ElastiCashe のオートスケーリングについての詳細は特徴ページ または ElastiCache ドキュメントをご覧ください。