投稿日: Jul 2, 2021
AWS Elemental MediaPackage は、HLS、CMAF、および DASH 形式のライブおよび VOD ストリーミングにおいて、時間付き ID3 メタデータパススルーのサポートを開始しました。ID3 メタデータタグによりデータを指定のタイムコードで動画ストリーミングに埋め込むことができるため、ダウンストリームシステムまたはクライアントはそれを使用して視聴エクスペリエンスを拡張できます。ストリーミングにメタデータを動的に追加することにより、広告挿入でのビーコンの活用、クライアント側での図形の重ね合わせ、目次、オーディオトラックの聴取などのユースケースが可能になります。
ID3 メタデータは、AWS Elemental MediaLive で既にサポートされており、提供元からのパススルーとして、または MediaLive スケジュールを使用して、タグを作成します。
さらに、最新の MISB ST1910.1 仕様に基づき、MediaPackage は、DASH ライブストリーミング向けに Key Length Value (KLV) メタデータのサポートを開始しました。時間付き ID3 メタデータと同様に、KLV は動画ストリームに同期メタデータを追加するメカニズムで、大量のメタデータを効率的に含めます。センサーのデータを産業用のユースケースに送信したり、アスリートや物体のリアルタイムの位置データをライブスポーツのユースケースに送信したりすることに使用できます。
ID3 と KLV のサポートの詳細については、AWS Elemental MediaPackage ドキュメントのページをご覧ください。
AWS Elemental MediaPackage を利用できる AWS リージョンの詳細なリストについては、AWS のリージョン表をご覧ください。
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