投稿日: Jul 29, 2021
Amazon CloudWatchは、CloudWatchメトリクスでトリム平均統計をサポートすることを発表しました。トリム平均統計を使用すると、お客様は、外れ値のノイズなしにメトリクスの平均パフォーマンスを可視化することができます。トリム平均によって示される平均パフォーマンスの傾向は、CloudWatchダッシュボードで可視化するか、プロアクティブなアラートのアラームに閾値を設定するために使用することができます。
CloudWatchメトリクスは、パーセンタイルなどの統計を既にサポートしています。 これにより、データの95%または99%など、選択範囲で最も悪い値をモニタリングできます。トリム平均統計により、お客様は、データの選択されたパーセントの平均値をモニタリングできるため、単一のパーセンタイルより正確なユーザーエクスペリエンスを得ることができます。これにより、レイテンシーなどのモニタリングパフォーマンス指標をモニターするのに特に役立つようになります。
例えば、tm99のモニタリングにより、99%のデータを使用して平均のカスタマーエクスペリエンスを測定し、外れ値によって歪められることが多い最高の1%の値のみを破棄することができます。アプリケーションをモニタリングするのにトリム平均統計を使用すると、お客様は、サンプルパーセンタイルをモニタリングすることでは検出できない変動に敏感なパフォーマンスメトリクスのより代表的なサンプルを可視化することができます。従って、パフォーマンスの改善を可視化することができ、悪化する傾向に早期に対処することができます。
今回のリリースにより、Amazon CloudWatchはさらに、パーセンタイルランクにサポートを追加します。これにより、お客様は、既定の閾値を満たすデータ測定価のパーセンテージと、その他の統計(ウィンズライズ統計、四分位範囲平均、トリム平均、トリム合計)を決定することができます。
トリム平均統計は、AWS GovCloud を含むすべての AWS パブリックリージョンで利用可能です。スタンダードCloudWatchカスタムメトリクスとアラームの料金が適用されます – 詳細については、 料金ページをご参照ください。スタートするには、CloudWatchコンソールからメトリクスを選択して、[グラフ化されたメトリクスの表示]をクリックしてください。グラフの下で、[統計]ドロップダウンのTMエントリをクリックして、データの90%を超える平均をモニタリングします。このパーセンテージを調整して、ニーズに合わせてカスタマイズします。
これらの新しい統計の詳細については、ドキュメントをご参照ください。