ロンドンでの AWS Wavelength の一般提供に関する発表

投稿日: Jun 16, 2021

本日、ロンドンでボーダフォンの 4G/5G ネットワ​​ークを使った AWS Wavelength の一般提供を開始します。独立系ソフトウェアベンダー (ISV) や企業、デベロッパーは、ロンドンの AWS Wavelength ゾーンを利用して、英国内のモバイル機器やユーザー向けの超低レイテンシーアプリケーションを構築できるようになりました。

Wavelength ゾーンは、AWS コンピューティングサービスとストレージサービスを通信サービスプロバイダーの 5G ネットワークのエッジに組み込み、AWS リージョンで実行しているクラウドサービスへのシームレスなアクセスを提供します。これにより、AWS Wavelength は、5G デバイスから AWS でホストされているアプリケーションに接続するために必要なレイテンシーとネットワークホップを最小限に抑えます。AWS Wavelength とボーダフォン 5G を使用することで、スマートファクトリー、自動運転車、エッジにおける映像分析や機械学習、拡張現実や仮想現実を体験できる環境などのユースケースに必要な超低レイテンシーアプリケーションを、アプリケーションデベロッパーが構築できるようになりました。

英国における AWS Wavelength の初期顧客は、Aurrigo、Immersal、InterDigital、Keyless、Net4 IO、および Sportable です。Aurrigo は、都市部での旅客輸送のための自動運転車を、リアルタイムのモニタリングで実現します。ユースケースのビデオをご覧ください。Sportable は、AWS Wavelength とボーダフォン 5G を利用して、ライブのスポーツイベントでインタラクティブな体験を提供します。Wavelength によって Immersal は、屋内ナビゲーション、シティマッピング、ゲームや広告、産業用メンテナンスなどのユースケースをサポートする没入型デジタルコンテンツを提供することができます。InterDigital は、AWS Wavelength ゾーン上の 5G とエッジコンピューティングを使用して、ゼロディフェクツ製造や拡張ロボットによるテレプレゼンスなどのスマートファクトリーのユースケースを実現します。Keyless は、AWS Wavelength を利用して、パスワードレス認証や個人 ID 管理のソリューションを提供します。Net4 は、AWS Wavelength ゾーン上で映像分析を実行し、流出検知、オフィスの占有率、在庫管理などの用途に使用します。