投稿日: May 21, 2021

Amazon RDS for Oracle が、Oracle Database 12.2、18c、および 19c の 2021 年 4 月のリリースアップデート (RU) をサポートするようになりました。 Oracle Database 12.1 の 2021 年 4 月のパッチセットアップデート (PSU) がまもなくリリースされます。

Oracle 社では先頃、Transport Layer Security (TLS) プロトコルのバージョン 1.0 および 1.1 を無効にするため、データベースの Oracle Java Virtual Machine (JVM) コンポーネントに変更を加えました。データベースセキュリティを改善し、安全なデータアクセスを確保するため、2021 年 4 月 PSU/RU より、Amazon RDS for Oracle は JVM で TLS v1.0 と TLS v1.1 を無効にします。TLS v1.0 または TLS v1.1 プロトコルを介して、HTTPS エンドポイントに接続するために Oracle Java Virtual Machine (JVM) を使用している場合は、RDS for Oracle のインスタンスをアップグレードする前に、TLS v1.2 をサポートするよう HTTPS エンドポイントの構成を 2021 年 4 月の PSU/RU エンジンに更新してください。これにより、HTTPS エンドポイントへの JVM の接続がそのまま機能します。SSL Option への変更はなく、Amazon RDS for Oracle は引き続き TLS v1.0 をサポートする点にご注意ください。

Oracle PSU には、バグ修正およびその他の重要なセキュリティアップデートが含まれています。Oracle Database バージョン 12.2.0.1 以降、Amazon RDS for Oracle は PSU の代わりにリリース更新 (RU) をサポートします。Amazon RDS でサポートされている Oracle PSU の詳細については、Amazon RDS パッチ更新ドキュメントを参照してください。  

Amazon RDS for Oracle を使用すると、クラウド内で Oracle Database のデプロイを簡単にセットアップ、運用、スケールできるようになります。ご利用いただけるリージョンの詳細情報については、Amazon RDS for Oracle Database の料金ページを参照してください。