投稿日: Apr 20, 2021
今後、IT 管理者とセキュリティチームは、Patch Manager を使用する単一的なダッシュボードを使用して、環境のパッチコンプライアンスを表示、分析、ならびにレポートすることが可能になります。この Patch Manager のダッシュボードでは、レポート機能が強化されており、パッチ修正に関する主要な情報 (コンプライアンスに違反するインスタンスや、パッチに関するスキャンを受けていないインスタンスなど) が、単一的な枠組みに集約されています。さらに、パッチコンプライアンスのドリルダウンビューを提供することで、問題のトラブルシューティングを簡単に行うことができれば、欠如しているパッチをモニタリングし、実行ログを分析できます。お客様はこの機能を使用して、オンデマンドもしくはスケジュールによりパッチコンプライアンスのレポートを生成できます。これにより、パッチコンプライアンス情報の分析や共有が簡単になります。
使用を開始するには、Systems Manager Patch Manager のダッシュボードを開き、パッチコンプライアンスに関する (パッチルールに従い生成された) 情報を表示します。このダッシュボード上でコンプライアンスに違反するインスタンスを発見した場合は、[Reporting (レポート)] タブを開きパッチコンプライアンスについての概要を表示します。さらに、各インスタンスでどのパッチが欠落しているかの分析や、最後のパッチ適用に関するログの検索が行えます。その後で、[Export to S3 (S3 にエクスポート)] ボタンをクリックすると、.csv 形式のレポートが生成されます。
この機能は、AWS 中国 (北京および寧夏) リージョンを除く、AWS Systems Manager が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。Patch Manager ダッシュボードは、追加料金なしでご利用いただけますが、レポートの生成に関しては、従量課金性が適用されます。詳細については、AWS Systems Manager の料金ページを参照してください。Patch Manager の詳細については、AWS Systems Manager のユーザーガイドを参照してください。Systems Manager の機能の詳細については、AWS Systems Manager をご覧ください。