投稿日: Apr 30, 2021
Amazon Redshift データ共有を使用すると、データのコピーやデータの移動に伴う複雑さや遅延を取り除いて、別々の Redshift クラスター間でトランザクションに一貫性のあるライブデータを共有できます。同じ AWS アカウント内のクラスター間でデータを共有する機能はすでに一般的に利用可能です。 組織内および組織外の異なった AWS カウントにある Redshift クラスター間のデータを共有する、クロスアカウントのデータ共有がプレビュー可能です。クロスアカウントのデータ共有がすべての Redshift RA3 ノードタイプで利用可能です。Amazon Redshift クラスターでクロスアカウントのデータ共有を使用する際に追加費用は発生しません。
データ共有により、スキーマ、テーブル、ビュー、ユーザー定義関数など、さまざまなレベルでデータを安全に共有でき、詳細コントロールを使って各データコンシューマーに合わせたアクセスを指定します。クロスアカウントのデータ共有により、組織、パートナー、および顧客内のユーザーにデータアクセスを提供でき、サービスとしてのデータと分析を安全に提供できます。共有データにアクセスできるユーザーは、標準 SQL および分析ツールを使用して、高性能でデータを検出およびクエリできます。共有データにアクセスするクエリはコンシューマーの Redshift クラスターのコンピューティングリソースを使用し、プロデューサークラスターの性能には影響しません。Amazon Redshift は、すべてのコンシューマーについてデータ共有のアクセス権限と使用状況をモニタリングし、必要に応じてアクセスを取り消すことができる詳細な監査機能を提供します。
クロスアカウントのデータ共有 (プレビュー) は、すべてのAmazon Redshift RA3 ノードタイプでご利用いただけます。利用可能なのは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、および南米 (サンパウロ) です。機能ページでデータ共有機能の詳細を確認し、クロスアカウントのデータ共有プレビューの開始にあたってはドキュメントを参照してください。