投稿日: Dec 23, 2020
AWS ワークロードに最適なリソース設定を特定するのに役立つ推奨サービスである AWS Compute Optimizer は、AWS Lambda 関数のメモリサイズの推奨事項の提供を開始しました。
Lambda 関数に適切なメモリサイズを選択することは重要なタスクです。プロビジョニングが不足すると、エラー率やアプリケーションのレイテンシーが増加する可能性がある一方で、プロビジョニングが過剰になると、不要なコストが発生する可能性があります。Compute Optimizer は、メモリサイズが過剰にプロビジョニングされる可能性のある Lambda 関数の推奨事項を提供して、お客様がそのサイズを小さくしてコストを節約できるようにします。また、Compute Optimizer は、追加の CPU パワーから恩恵を受ける可能性のある Lambda 関数の推奨事項も提供するため、そのメモリサイズを増やして、より多くの CPU パワーを割り当て、実行時間を短縮できます。これらの推奨事項を使用することで、専門知識や多くの時間をかけずに、使用状況とパフォーマンスメトリクスに基づいて Lambda 関数の最適なメモリサイズ設定をすばやく特定できます。
Compute Optimizer の Lambda 関数のメモリサイズの推奨は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、および南米 (サンパウロ) の各リージョンにおいて、追加料金なしでご利用いただけるようになりました。Lambda 関数の使用に対してのみ料金をお支払いいただきます。AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、または AWS SDK から AWS Compute Optimizer の使用を開始できます。これらの推奨事項は、AWS Lambda コンソールでもご利用いただけます。 詳細については、こちらをクリックしてください。