投稿日: Nov 18, 2020
CloudWatch Synthetics は、新しいマイナーランタイムバージョン syn-nodejs-2.1 を使用して、Chrome ブラウザのデフォルトの起動設定をカスタマイズできるようになりました。これにより、ビューポート、クロムフラグの設定、エラーの処理など、Canary で起動されるブラウザ設定の柔軟性が高まります。syn-nodejs-2.1 を使用すると、Canary ステップでスクリーンショットを撮らないように Canary スクリプトを設定することで、コストを削減し、機密データのスクリーンショットを撮らないようにすることもできます。
Canary はモジュール式の軽量スクリプトであり、エンドポイントや API を外部から監視するためにスケジュールに従って実行するように設定できます。Canary はユーザーのアクションを同じようにシミュレーションするので、ユーザーエクスペリエンスを継続的に監視できます。Synthetics は、Canary の実行ごとに、Synthetics のデフォルト設定でヘッドレスクロームブラウザを起動します。これで、新しいマイナーランタイムバージョン syn-nodejs-2.1 を使用して、このようなデフォルト設定をカスタマイズできます。例えば、デフォルトのビューポートを 1920x1080 から別のサイズに変更できます。他にも、SSL バージョンを設定するためのクロムフラグを追加したり、ポップアップブロックの無効化などのデフォルトフラグを削除したりできます。
この機能は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ)、AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部) の各リージョンでご利用いただけます。
この機能の詳細については、CloudWatch Synthetics のドキュメントをご覧ください。料金については、Amazon CloudWatch の料金を参照してください。